WSJT-X 2.0、正式リリース
WSJT-X 2.0のGA(正式版)が予定通り12月10日にリリースされた。私が気づいたのは日本時間で22:55頃。
WSJT-X公式サイト
https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/wsjtx.html
WSJT-X 2.0 User Guide
http://www.physics.princeton.edu/pulsar/K1JT/wsjtx-doc/wsjtx…
Release Notes for Version 2.0.0
https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/Release_Notes.txt
リリースノートから、2.0-rc5からの変更点を引用。
Some details of changes since WSJT-X-rc5 include the following:
– Initial load of ADIF log in background
– Correct the UTC displayed in Fox/Contest log
– Faster entry and correct scrolling for Fox/Contest log
– Add contest exchanges and contest type to UDP logged QSO message
– Fix a bug that suppressed decodes with negative DT.
– AK and HI are DXCCs, not states, for RTTY Roundup
– Fix improper truncation of some non-FT8 messages in ALL.TXT
– Various minor bug fixes and code cleanup
– Update the WSJT-X User Guide to v2.0 (more to come…)
– Update cty.dat
なお、ユーザガイドやリリースノートには「FT8+」という文言はない。あくまで「FT8」。良かった。
ダウンロードとインストール
ダウンロードは、公式サイトから。
WSJT-X公式サイト
https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/wsjtx.html
ダウンロードできたら、インストール。
「詳細情報」をクリックして、
「実行」。
起動
WSJT-X 2.0の起動時のメッセージ。
「2018年12月10日からは、FT8とMSK114は新しいプロトコルが世界標準になった。WSJT-X 1.9.1以前のものを使っている局とは通信できない。遅くとも、2019年1月1日までにはWSJT-X 2.0にアップグレードしてください。」って感じか。
もし、起動時にLoTW関連のエラーが出るなら、こちらを参考に。
気づいた変更点
画面を見ると、右下の時間のバーが短くなっている。短くなった分、何かが加わったわけでもなく、単に空白地帯が生まれただけ。なんでだろ?その他には、2.0-rc5との違いは見つけられない。
設定画面では、Colorsが少し変更されており、現在の色がカラーコードで表示されると共に、色指定ができるようになっている(以前もできたのかもしれないけど、明確にはなっていなかった)。
それぞれの行のところで右クリックすると変更のためのメニューが現れる。
2.0-rc5との違いで気づいたのはこれくらい。
【追記】
Colorはリセットが必要。詳細は、こちらの記事。
以前の不具合は解消
それから、以前あったFT8からJT65やJT9に切り替えた際の問題は解消していた。
さて、この正式リリースで、2.0が一気に普及するか?
新たに気づいた不具合
別記事で。
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