第二級アマチュア無線技士の国家試験を受験してきた。受験地は、東京(日本無線協会試験センター)。
実は、三アマを受験しようと思ったときに、試しに二アマの過去の試験問題を解いてみたところ、「ちょっと勉強したら受かるんじゃない?」って感触だったので、三アマを飛ばして二アマを受けようかと思った。しかし、残念ながら、四月度の受験受付を終了した直後だったので、とりあえず、まずは三アマの試験を受けた。今や、昔の電話級と違って、四アマでも相当いろんなことができるし、三アマなら50Wまで出せるので充分(ハイパワーに興味ないから)ではあるけど、やっぱり、周波数の制限がなくなる二アマは魅力を感じる。そういうわけで、実際のところは、今回が本番とも言える。
試験の手応えは、「まぁ、大丈夫かな」というところ。
勉強用の参考書には、やさしく学ぶ 第一級・第二級アマチュア無線技士試験という本を使った。
これでざっくりしたところを掴んで、後は、過去問題をただただ解いた。過去問は、直近三回分が日本無線協会のサイトで公開されている。
最近の国家試験問題及び解答
http://www.nichimu.or.jp/kshiken/siken.html
(直近のものを含めて)さらいに古いものもこちらのサイトにある。
1アマ・2アマ国家試験問題
http://www.dental.gr.jp/jh3kcw/kokushi/kokushi.htm
過去五年分を一通り解いてみた。繰り返し出題されるものもあるけど、かなりバリエーションに富んでいることがよく分かる。
また、無線工学の計算問題については、こちらのサイトの解説がとても役立った。
2アマ試験工学計算問題の解き方目次
http://take103.blog.fc2.com/blog-category-36.html
無線工学に関して書籍で解説されていないものについては、こちらで勉強させてもらった。
無線工学を基礎から学ぶ 第1級アマチュア無線技士
http://www.gxk.jp/elec/musen/1ama/index.html
法規に関しては、必要に応じて原本を当たった。
総務省電波関係法令集
http://www.tele.soumu.go.jp/horei/reiki_menu.html
まぁ、実際のところは、あまり法令をあたることはなく、参考書と過去問題を解くこと自体が勉強になった。
という具合に、必要な情報はネットを当たれば大抵見つかる。勉強するにはいい時代だ。
上の写真は試験会場入口の案内板。受験番号からすると、受験者は160名程度?実際には空席がチラホラあったので、150名弱かな?案内の紙を留めているマグネットは日本無線協会のロゴ入り。
受験票。試験中に試験官が回ってきて、写真と顔を照合後、「出」の割印を押した。ちなみに、写真は、カラーでもモノクロでもOK。モノクロの方が好きなので、そうしてみた。
一応、裏面。
試験の順序は、法規、無線工学の順。法規が午前で、無線工学が午後。しかし、試験時間が長い。法規が二時間半、無線工学が二時間もある。時間をかけて考えれば分かるようなものでもないので、そんなにはいらない。まぁ、解答し終えたら途中退出できるからいいのかな。法規を早く終わらせれば、その分、無線工学をさらっておく時間に充てられるし。途中退出が可能になるのは、法規が一時間後、無線工学が45分後。この時間で、ざっくり、半数くらいが退出した感じ。
法規と無線工学との間がちょうど昼時。多くの人は、パンやおにぎりなんかを買ってきて試験会場(の待ち合いベンチ)で食べていた。私は外に出て食事。ちょっと足を伸ばして、日本無線協会から徒歩で5分ほどのトリトンスクエアにて。2F 、3Fがレストラン街になっている。基本、オフィスビルなんだろう。土曜日のレストラン街はガラガラだった。ちなみに食べたのは、「近海物アジフライ定食」。どうでもいいか。
結果発表は、8月30日とのこと。Webに掲載されるらしい。ハガキも送られてくるが、もし届かない場合は、9月6日以降に電話で問合せとのこと。また、それに先立ち、火曜日と言っていたから16日か、つまり、三日後の夕方頃にWebに解答が掲載されるそうだ。このときに、きちんとした自己採点ができる。さて、どうなるか?
それはそうと、ちょうど盆休みの時期、試験官の方々、ご苦労さまです。
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