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当日試験で三アマ免許取得

アマチュア無線の試験、いつの間にかモールスの実技試験がなくなっている。それなら、第三級アマチュア無線技士(3アマ)の免許って簡単に取れそう。試しに、過去問を探して解いてみた。

アマチュア無線試験問題
http://srz.a.la9.jp/hamtest/

個人的には、割と簡単。これなら、ちょっとした受験勉強で合格できそう。

ここまでが二月の話。

ここから勉強を始める。過去問をやってみてわからないことは、今はありがたいことに、Google先生に聞いてみると、大抵は答え(解説)が見つかる。

モールスは法規の中で出題されるが、ペーパーテストだから符号を覚えるだけで済む。「新合調法」なら13個のの呪文を覚えるだけ。しかも、その13の呪文は互いに関連しており、まったく独立した呪文を覚えるというわけではないので難しくはない。

新合調法はこの資料が詳しい。
http://a1club.net/info/shin_gouchou.pdf

この方法なら、一日か二日あれば覚えられる。と言うか、早い人なら一時間もあれば覚えられると思う。モールス符号を解読する問題は確実に出題されるので、これを覚えておくだけで点数が取れる。言ってみれば、サービス問題。

試験ではQ符号やCW特有の略号も出題されるので、それも覚える必要がある。というか、覚えれば確実に点数が稼げる。

三級(と四級)の試験は、東京会場では毎月試験を行っていて、しかも、当日申し込みでOKらしい。

日本無線協会 無線従事者国家試験
http://www.nichimu.or.jp/kshiken/

一応、電話して聞いてみたところ、満席になるようなことはないそうで、わざわざ朝早くから行って並ぶような必要はなく、受付開始時間に行けばOKとのこと。

ということで、三月、試験日当日に直接会場へ。

無線従事者試験会場

受付して、受験票を作ってもらう。

試験開始までしばし休憩。

試験では、まずは注意事項の説明。続いて、法規と無線工学の問題が一緒に配られ、所定の時間内にマークシートで解答。試験中に、試験官が全席を回って、受験票の写真と本人を確認。全部解答が済んでも、試験開始から40分間(だったかな?)は退席できない。その間は、解答に間違いがないか、マークシートへの記入に間違いがないか、繰り返しチェック。退席可能時間になったところで、六割くらい(?)の受験者は退席した様子。私も退席したので、その際にざっくり見渡してそんな印象。

試験問題は持帰りOK。

三アマ試験問題

試験終了から一時間ほどで結果発表。その間に、遅めの昼食。発表予定時刻頃に会場に戻ったら、結果が張り出されていた。無事、合格。見た感じ、八割位の合格率か?

合格者は、その場で免許申請ができる。用紙をその場で買って記入して提出。合格する気満々で受験に望んだので、申請用紙は事前に記入して用意しておいた。総務省のサイトからダウンロードできる。その記入済みの用紙を提出しようとしたところ、無線協会ではこの用紙では受け付けられないとのこと。結局、用紙をそのまま持ち帰り、総合通信局に郵送した。

ちなみに、免許申請に「氏名及び生年月日を証する書類」等が必要。例えば、住民票など。これを用意していなくて、当日申請できない人もいた。でも、無線従事者の資格を持っていれば、その免許番号を記入するだけでOK。ということで、私は40年ほど前に取得した電話級アマチュア無線技士の免許番号を記入して提出(郵送)した。返信用封筒は、簡易書留扱いで切手を貼っておいた。

入れ違いで、合格通知が郵送されてきた。

すでに、免許申請済みだけど、手元に合格通知が来るとやはり安心する。

申請から三週間ほどして、無線従事者免許が届いた。昔むかしは二つ折りの免許証だったけれど、今はプラスチックのクレジットカードサイズ大(自動車運転免許と一緒)。写真は、上が昔の電話級の免許証で、下が今の第三級の免許証。

以上、無事、三アマ免許取得。


【余談】

当日試験では、四級と三級が同じ日に行われる。時間帯は別なので、同じ日に両方を受験可能。「両方受けたら、四級は落ちたけど、三級に受かった」という声を割と見かける(Twitter等で)。

試験
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