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FY6600(SG: 信号発生器)を導入

FY6600-60Mを選択

FY6600というSG(シグナルジェネレータ)を導入。FeelTechというメーカ製。枝番で、-15M、-30M、-50M、-60Mというモデルがあり、それぞれ、最高周波数を表している。とはいえ、その最高周波数まで出るのは正弦波だけ。方形波は25MHzが上限で、それ以外は10MHzまで(15MHzモデルは、正弦波も方形波も15MHz上限)。

Amazonだとプライム対象商品なのすぐに届くのは嬉しいけど、eBayだとAmazonの15MHzモデルの値段より安く60MHzモデルが買える。

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ということで、気長に待った。

開封と電源投入

二週間位で到着。

中身は、本体、ACケーブル、BNC-みの虫ケーブル(二本)、BNC-BNCケーブル、USBケーブル、CD、検査証。プチプチで包んでダンボールに入っているだけのシンプル梱包。CDの中身は、マニュアルとソフトウェア。

驚いたのがACケーブル。プラグに穴がない。金属も薄い。そのため、コンセントに挿しても割と簡単に抜けてしまう。使えないわけでは、もちろんないけど。

早速、電源投入。

デフォルトでは、Ch-1、Ch-2共、10kHz、5Vのサイン波になるようだ。写真では大きく見えるけど、字が非常に小さい。ディスプレイのサイズは、約50×40mmと言ったところ。

この装置、信号発生だけでなく、周波数の測定もできる。ということで、出力を付属のBNC-BNCケーブルでそのまま入力に接続して測定してみた。

10MHzのサイン波。

ちゃんと、10MHzと表示される。デューティが56%と出るが…。桁区切りがカンマじゃなくてアポストロフィなのは気持ち悪いが、設定にはなさそうなので仕方ない。

ついでに、最高周波数の60MHz。

ピッタリじゃないけど、誤差のうち。

波形観測

ついでに、波形をオシロスコープで見てみた。というか、手元のオシロが25MHz帯域モデル(100MS/s)なので、それを超えるとどうなるかを見てみたいというのもある。接続がこんないい加減なので、高い周波数はまともに見られないと思うけど。

正弦波(5V)

10MHz

20MHz

25MHz

まぁ、それらしく表示されているけど、ちょっと怪しくなってきた。

30MHz

振幅が一定に見えなくなった。やはり、25MHzモデルなので仕方ない。

40MHz

50MHz

60MHz

SGが出せるところまでやってみたけど、もはや何を見ているのか状態(笑

矩形波(5V)

1MHz

5MHz

オーバシュート/アンダシュートが目立つ。プローブの接続があれだから仕方ない。

10MHz

15MHz

20MHz

25MHz

SG側は方形波は25MHzまで対応しているはずだけど、オシロでは正弦波に見える。サンプリングレートが100MS/sなので仕方あるまい。

三角波(2.5V)

振幅は、何かのはずみで2.5Vの設定になってしまったみたい…。

1MHz

10MHz

ピークが丸く見える。やっている内に、オシロの方に不満が出てきた。危険^^;

AM変調

Ch-1の信号をCh-2で変調をかけることもできるみたい。AMだけでなく、FM、PSKとか。他にも指定範囲のスイープとか、かなり機能豊富。付属のPC用のソフトを使えば任意の波形も出せたりするみたいだけど、まだ試していない。そこまで必要になることがあるのだろうか…?

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測定器
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