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uBITX、送信出力、ポップ音

仮ケース

uBITX、仮組み

のままだと、さすがに何をやるにもやりにくいし、壊しそうなので、とりあえずの仮ケースに入れた。100円ショップの「食品用シール容器」。3リットルの大きいもの。

配線はグチャグチャ。実験のために仮に固定しただけという状態。本組みはまだなので、今の段階では配線はできるだけ切らない(短くしない)ように。

中はスカスカなのでマイクを仕舞える(笑 この他の写真は後ほど。

送信出力測定

まずは、各バンドでの送信出力を測定してみた。なお、本機は、uBITX V3。現在はr4が出荷されている模様

バンド MHz 送信出力 W
1.8 27
3.5 13.9
3.8 16.3
7 12.1
10 6.9
14 7.0
18 2.9
21 1.1
24 1.9
28 2.5

電源電圧は約13.8V。CWでキーダウンした状態で測定。数値はパタパタ動くので、大体このあたり、ということで。

低い方は結構出ている。なお、1.8MHz帯はCWのサイドトーンが非常に汚かった。回り込んでいるのかもしれない。あるいは、電源の容量不足かも(これほど出るとは思わなかったので、4A程度のスイッチング電源を使った)。そもそも、uBITXの仕様は3~30MHzなので1.8MHz帯がまともに動かなくても不思議はないけど(オリジナル版のファームウェアでは3.5までのはず。CEC版では1.8も入っている)。

送信出力に関してはこちらのブログにも測定データがある。

傾向は同じだけど、数値はやや異なる。また、私の手元のものは21MHz帯が極端に低い。このあたりは個体差か?いずれにしても、このままではちょっとさみしい、というか、バンドによる差が激しいのでもうちょっとなんとかしたい。低いなら低いで全バンド5Wとかの方がまだいい気がする。uBITX r4の回路図を参考にいじってみようと思う。そういうことをやるために仮ケースに入れたわけだから。

なお、測定に使ったデジタルSWR&パワー計は、eBayで見つけたRS-70というモデル。小さくて便利。

⇒ eBayでRS-70を探す

送受切替時のポップ音

事前に集めた情報によると、送信・受信切替時のポップ音が激しいということがわかっていた。では、実際にはどんな感じか?実験したビデオがこれ。

CWのキーダウン時の様子。最初の五回はAFボリュームを絞った状態。リレーが動作するメカニカルノイズが聞こえる。その後でボリュームを上げてキーダウン。CWのサイドトーンと共に、かなり大きなポップノイズが聞こえる。もちろん、ボリュームを上げれば上げるほどポップ音も大きくなる。こりゃ、さすがにダメだ。uBITX r4で対策が入った理由がよく理解できた。


【追記】
対策の実験を行った。

uBITX、ポップ音対策
uBITX v3では、送受切替時に激しいポップノイズが発生する。 新版のr4(v4)では、その対策が入っている。 送信時にオーディオアンプの手前で信号をミュートを掛けている(FETによるスイッチでGNDに落とす)。 どんな感じで動くのか、r...

その他の写真

とりあえず、第一弾の実験はここまで。

以下、仮ケースに入れた状態の他の写真。

CEC版ファームを使うつもりなので、CWパドル用のジャックとファンクションスイッチ(四つ)を付けた。電源スイッチもボリュームとは別にした(というか、ボリュームのスイッチが壊れていて使い物にならなかった)。

スピーカが楕円なことに理由があるわけではなく、取付け穴付きのスピーカを探したら楕円だったと言うだけのこと。スピーカの横に穴を二つ開けたけど、何ために開けたのか忘れてしまった^^; そのうち思い出すかな?

基板の向きをどうするかちょっと悩んだのだけど、ファンクションスイッチとかを追加することを考えると操作面が広い方が良かろうと思い、その向きにした。ところが、いざ、穴あけが終って基板を入れてみたらLCDパネルが入らない…。標準の1602 LCDなら収まるのだけど、I2Cタイプの2004にしたものだからぶつかってしまう。そう、穴あけ検討時は標準のLCDを付けていた…。

おかげで、液晶パネルは横に付けることに。この位置だと、ケースの模様が邪魔してちょっと見えづらい。ま、こういうことがわかったことも、仮ケースに入れてみた成果だということにしておこう。

無線機
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