下記サイトによれば、uBITXのAFアンプのIC、TDA2822が壊れるというトラブルがあるらしい。
出力にステレオジャックを使い、そこにモノラルジャックのヘッドフォンを挿すときに起きやすいみたい。
TDA2822の動作電圧は最大12V。例えば、13.8Vの電源を使うと動作電圧を超える。とは言え、絶対定格は15Vなので、破壊には至らないはず(気持ち悪いけど)。これに関しては、チップによるところがあるようで、「WX」の刻印のものが壊れるとある。品質の悪い互換チップ?
対策として、以下の方法が挙げられている(いずれか)。
- スピーカとの間に4Ω 1/2Wの抵抗を入れる
- 出力の470µFを小さくする(100~47µF)
- TDA2822の電圧を5~9Vに落とす(三端子レギュレータを追加)
- TDA2822をLM386BD(Max 18V)に置き換える(ピン互換ではない)
ということで、手元の基板を見てみた。
幸いなことに、WXではなかった。しかし、13.8Vを使うと定格を超えることになるのは、やっぱ気持ち悪いなぁ。
【追記】
このトラブルを受けて、最近の出荷分はTDA2822にソケットを使うようになっている。
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