数日前にFT-818NDの正式リリースの情報が流れてからネット上では大賑わい。
まずは、Googleトレンド。
ピークは2月24日10:00。これは、海外ショップで予約受付が始まった頃かな?次のピークが26日の12:00。こちらは日本で本格的に情報が出回り始めた頃だろう。
地域別ではこんな様子。
ヨーロッパでの注目が高いみたい。
続いて、Yahoo!のリアルタイム検索の状況。これは、Twitterに投稿されたものの分析。
26、27日あたりが多い。興味深いのは感情分析。ニコニコが5%、悲しげが31%。感情が読み取れるツィートは圧倒的に否定的意見が多いということ。
ツィートを見ているとスペックがFT-817NDとほとんど変らないことに対しての落胆という感じ。強化されたポイントは以下。
- TCXO標準搭載
- 送信出力微増(5W → 6W)
- バッテリパックの容量増加(1400mAh → 1900mAh)
以上、三点。
多くの人が待ち望んだ機能強化した新モデルとは程遠いということだろう。FT-817NDのディスコン部品の対策行い、延命を図った機種と見るのが正しいと思う。ほとんど変らないから価格もほぼ同じで出せるのだろう(標準価格は、FT-817NDが96,800円、FT-818NDが99,800円。いずれも税別)。どんな内容にするにしても、新規設計だとこんな価格では出せないんじゃなかろうか?FT-817NDを実質的に延命せざるを得ないというのは、新機種を開発し、かつ、大幅に価格が上がっても売れると言うほどの需要が見込めないという判断かな?
延命措置なら、FT-818という新型番じゃなくて、FT-817ND mkIIとかFT-817ANDとか、FT-817型番を受け継いでいたなら、落胆した人も多くなかったんじゃないかと想像する。でも、そうしなかったのはどういう政治判断だったんだろう?
もし、このFT-818NDが49,800円といった価格で出ていたら、それはそれですごいインパクトだったと思う。でも、FT-817NDの購入者を考えれば、それもできないだろなぁ。半年くらいかけてFT-817NDの実質売価をどんどん下げていけば、FT-818NDを安く出すことも可能だったかも。
と、油断させておいて、今年のハムフェアで128,000円くらいでまったくの新機種を発表したりして^^
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