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KiCad 9.0をインストール

KiCadの公式ブログを見たら9.0がリリースされたとあった(2月20日)。

機能がかなり強化されたみたい。

RC3がリリースされたのが8日。それから二週間弱。安定していることが確認できたのだろう。ということで、インストールしてみた。

パッと見では大きな変化はなし。

回路図エディタ。

右サイドバー(というのか?)のメニューが増えている。リリースノートにあった表機能の追加とかがここに入っているようだ。

ん?ソルダージャンパがグレーアウトされてバツ印まで付いている。

どうやら「シミュレーションから除外」のパーツはグレーアウトかつバツ印が付くようだ。

テキスト入力のバグが直っていないかと期待したけどダメだった。「テキスト」のような複数行入力ではIMEの有効化/無効化が切り替えられない。「リンク」のような一行入力のところなら切り替えられるのだけど。KiCad 6では問題なく動いていたけど、7になってこのバグが入り、8でもダメだった。9で直っていないかとちょっと期待したんだけどなぁ。回路図エディタだけじゃなく、基板エディタでも同じ。

なお、これは、Google日本語入力を使っており、かつ、Ctrl+SpaceでIMEの有効化/無効化を切り替えるようにマッピングしている場合。

ダメなのはこのマッピングによるものだけ。Alt+`でなら切り替えはできる。なので、致命的な問題じゃないし、あまりにもニッチなので他に気づいている人はいないのかも。バグ報告するにしても、込み入った話だし、理解してしてもらえるように説明できる気がしない。

基板エディタも極端な変更はなさそうで、これまでと同じような感じで使えるかな。

JLCPCBのプラグインもインストールできて、特段問題なく動いてくれている感じ。

あとは使いながら追々慣れるだろう。

なお、KiCadは毎年この時期にメジャーアップデートされることになている。

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