郵便料金が上がった一方で、ミニレター(郵便書簡)は内容物制限が撤廃されたのでちょっとしたパーツなども送れるようになった。定形郵便は25gまでという枠がなくなったが、その代替的位置づけというか。ミニレターだと定型の最大サイズよりもだいぶ小さいけど、重量制限が25gまでなので大きめのものは重量的に無理なことも多いし。
そういうわけで、ミニレターを使う機会が増えてきたので、プリンタを使って宛名印刷する手順をまとめておく。以前、同様な記事を書いたけど、そのときは少々無理やりなところがあった。もっとスマートな方法を見つけたし、当時とはプリンタも変っているので改めてメモしておく。
そのスマートな方法のポイントは、「ミニレターって寸足らずな長形4号」と気づいたこと。下の写真で、左がミニレター、右が長形4号の封筒。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2025/02/miniletter_03.jpg)
ミニレターは、幅は長形4号と同じで、長さ(というのか?)が短いだけ。幅が同じなので、郵便番号枠の位置も同じ。なので、宛名書きでの配置は長形4号で行ける。
宛名書きに使うソフトは前回と同様に「二刀流宛名印刷」。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2025/02/miniletter_05.png)
用紙サイズは、上に書いたように「長形4号」を選択。プリンタの用紙設定も「長形4号」で。
差出人情報も表面に入れてしまう。ミニレターを折らずに広げた状態で印刷するなら、差出人情報は裏面に当たる位置に印刷できるだろうけど、レイアウトを考えるのが大変(そもそもこのソフトでは対応していないし)。
「寸足らず」なので、それを考慮してパーツの配置を決める。目分量で「このへんかな?」で決めた。
続いて、プリタ設定の「プロパティ」を開く。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2025/02/miniletter_06.png)
まずは、「基本設定」タブ。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2025/02/miniletter_07.png)
用紙サイズは「二刀流宛名印刷」で設定した「長形4号」になっているはず。
印刷品質は「下書き」で十分濃い。
用紙の種類は「普通紙」。多分、デフォルト。「封筒」にすると印刷品質が「きれい」と「標準」しか選べなくなるので注意。「標準」でも必要以上に濃すぎる。インクの無駄だけでなく、乾くのに時間がかかる。
印刷の向きは「縦」。多分、デフォルト。
宛名なので「モノクロ印刷」でOK。
続いて「ページ設定」タブ。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2025/02/miniletter_08.png)
「180度回転」にチェック。
このプリンタ、用紙サイズを「長形◯号」に設定すると封筒の下から上に向かって印刷する。多分、封筒の口が開いていることを想定して下から位置決めしているのだろう。しかし、ミニレターは長形4号よりも短いので封筒の上を基準に位置決めしないと合わない。そのため、上から印刷するように「180度回転」させる。
プリンタの設定は以上。「OK」ボタンでプロパティ画面を閉じる。
続いて、ミニレターの事前作業。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2025/02/miniletter_01.jpg)
上の写真のように、封筒の形に折る。下は開放しておく。
また、上の蓋が上から被さるように。横の蓋を上から被せてしまうと、プリンタでジャムる(可能性が高くなる)。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2025/02/miniletter_02.jpg)
この時点では糊付けする必要はない。下が開いているので糊付けしてもいいとは思うが、その場合は印刷は糊が乾くまで待つ。
この状態でプリンタにセットする。
- 表が上面
- 封筒の頭からトレイに突っ込む
- 封筒の上蓋が横蓋の上になっていることに十分注意
- 下蓋は開いたまま(折ってしまうと、ジャムる可能性がある)
あとは、印刷すればOK。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2025/02/miniletter_04.jpg)
印刷に失敗してしまったら、郵便局で交換してもらう(要手数料)。ただし、切手相当分を汚した場合は交換不可。
ミニレターの交換手数料は12円(99枚まで1枚につき、2025年2月現在)。
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