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トランジスタ技術 2025年3月号

トラ技2025年3月号の特集はUSB。今号は別冊付録があって、そちらは回路図の描き方。

まずは、本誌のもくじ。

USBはいろいろなことに使えるようにどんどん拡張されているので、ものすごく複雑になってしまっているように思う。特殊の最初の方はアナライザの紹介で、たしかにこういうものが欲しくなる。

USBってWebブラウザで扱えるんだ。なんか面白いことができるかも。

USB PDを使った可変電源の自作。

特集の最後は、USBの事典。実にいろいろある。

そういえば、ゆっくり挿すとっていう話、数か月前に見かけた覚えがある。

特集ではない通常の記事で目を引いたのが、レコードプレーヤ用のモータ駆動の話。

ステッピングモータを正弦波で駆動して「静かにゆっくり回る」を実現したとのこと。オーディオ用のD級アンプでモータを駆動。高電力の正弦波が扱えて、発熱が小さいのでちょうどいいらしい。オーディオアンプで、スピーカではなく、モータを駆動するということ。

最近はアナログレコードの人気の高まりとともにレコードプレーヤ市場が賑わっているようだけど、見かけるのはほとんどベルトドライブ。以前はダイレクトドライブのターンテーブルが多かったが、最近出たものではほとんど見かけない(ないわけではない)。つい先日、トーレンスの新製品がダイレクトドライブという記事を見かけてちょっとびっくりした(お値段にもびっくりした)ばかりだったのだけど、そんなタイミングでトラ技でダイレクトドライブの記事が出てくるとは。

別冊付録のもくじ。

最初の方は、「電気部品と回路記号の図鑑」ということで、いろいろな部品の紹介と、その回路図記号の一覧のような記事。

第1部は「回路図の描き方の作法」で、どう描けばよいかの指南。

第2部は「個別レッスン」となっているのだけど、最初の図鑑と第1部と内容がほとんど重複。トラ技の過去記事(2018年6月号の特集と、2022年10月号から翌年1月号までの連載)を一冊にまとめたものなので、仕方なしと言ったところか。一冊にまとまっていて便利だとも言えるわけで。

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