WSJT-X 1.8.0の正式版が出た。
公式サイト
http://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/wsjtx.html
rc3では「R グリッド」という不思議なメッセージを生成するという問題が起きていた。
これが治ったのかな?
リリースノートを見てみる。
http://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/Release_Notes_1.8.0…
This is the full General Availability release of WSJT-X Version 1.8.0.
Changes from WSJT-X Version 1.8.0-rc3 are very minor:
– Right-click on the Wide Graph now pops up a Context Menu. Select
the item *Set Rx & Tx Offset* to complete a one-handed setting of
both red and green frequency markers.– Several clarifications and additions to Tool Tips and the User Guide.
We recommend that all users should upgrade to WSJT-X Version 1.8.0.
うーん、残念ながら「R グリッド」問題には触れられていない。やはり、この問題が出てたのは私だけ?まぁ、ともかく、正式版だし、インストールしてみる。
あ、ちなみに、上記リリースノートによれば、Wide Grach(多分、ウォータフォール画面)で右クリックすれば「Set Rx & Tx Offset」というのが出てきて、これで送受信周波数を一発で変更できるようになったみたい。これまでは、送信周波数を動かすにはShiftを押しながら、あるいは、送受信同時ならCtrlを押しながらと、いずれにしても、送信周波数はマウスだけでは操作できずに不便に思っていたので、これはいいかも。
さて、インストール。いつものようにダウンロードしたインストーラを起動。
ありゃ?警告メッセージ。rc3まではこんなのは出なかったのに。このままだと「実行しない」というボタンしかないけど、わかりにくくしている(?)「詳細情報」という文字をクリックすれば先に進める。
ここで、「実行」。通常通り、インストール完了。
早速、起動。さて、上手く動くかな?
あれま。一発で「R グリッド」問題発生。右下のTx3のメッセージのところがそう。
いつか来た道なので、設定を一旦リセットし、再設定。
再設定が終ったところで、再度確認。
今度は「R グリッド」にはならない。正常に「R-10」とレポートが含まれたメッセージが生成されている。rc3でもこのリセットで直ったのだけど、しばらくしたら再発したからなぁ…。それで、rc2に戻して使っていた。一週間くらいrc2で運用したが、いたって快調で、「R グリッド」は起きなかった。rc3の前にrc2を長い間使っていたときにもそんな問題は起きたことはなかったし。ま、ともかく、これで様子を見るしかない。
そうそう。上のリリースノートに書かれていたウォータフォールでの右クリックはこんな感じだった。
右クリックしたところでこのメッセージが表示され、これを選ぶとその位置(右クリックした周波数)に送受信周波数が設定された。
やっぱりダメだった…
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