PR

Maker Faire Tokyo 2024に行ってきた

会場着は遅めの15時頃。さすがに入口はガラガラだったけど、中はかなりの混雑。人気のブースはじっくり見るのは難しい。

以下、ビデオと写真をざっと。

電子的なルービックキューブ。角にスイッチが入っていて、回転させるような動作で角の二つのスイッチを押すと色が回る。

もう一つルービックキューブネタ。これはキューブを回す装置(LEGO?)。

見たかったものの一つが、ニュルニュル動く信号発生器。マイコンで波形を作っているのだけど、アナログボリュームの回転で周波数を変えるのがとってもスムーズ。とても興味深い。

無線関連は少ない。このLoRaくらいか?あとは強いて言えば、上のような小型人工衛星に無線機が積まれているとか。

軌道上をファンの風で走る。面白い。静電気モータも何やら面白そう。

狙ったところだけにピンポイントで音声を届ける装置。

半導体自作装置。デバイス(の素材)から作るって、究極の自作かもしれない。

NANDだけで作ったCPU。石の数は800いくつとかおっしゃっていた。

「人生ゲーム」のルーレットを制御する装置。指定した数字を必ず出す。しかも、普通に動いているような自然な動作で。

ビデオだとここから。

指定した数字でピタッと止まる。すごいんだけど、なんとなく違和感があった。今思えはこの「ピタッ」と止まるところがそれ。本物はピタッとは止まらずに、ゆらゆらする。そこまで再現できたら面白いと思う。

減圧蒸留器。超低圧でエキスを抽出する。今回見たものの中で一番興味深かった。

電気刺激によって植物の成長が促されるらしい。という論文があるそうで、それを本当か追試しているような感じ。

「QRコードを編む」なんて、Maker Faireならではって感じ。もちろん、ちゃんと読める。

チェコの古い半導体デバイスと、それを使った装飾品。古いデバイスは、なんだかSFっぽさを感じる。

フルカラーLEDをイメージセンサとして使ったもの。16×16の256画素。ちゃんとカラーで拾えている。すごい。基板は層だとのこと。

Raspberry Pi Picoだけで作ったシンセサイザ。MIDI鍵盤をPCで受けて、シリアルでRPi Picoに伝送。音はRPi Picoで作っている。ブレッドボード上には数個の抵抗程度。つまり、ソフトですべてやっている。これは面白い(外付けDACの構成も可能)。ソースは公開されているそうなので試してみたい。

ソレノイドで机を叩く装置。一種のパーカッション。シンプルで面白い。

弓で弾く鍵盤。大正琴的な感じがしないでもない。センサは振動を拾うだけなので、弓じゃなくても大丈夫だそうだ(指で弾くとは、別のもので擦るとか)。

ウダー。音階を紐状にして巻き付けている、というインタフェース。6オクターブ出るそうだ。両手とも同じ。とてもユニークだけど、弾くのは大変。

オンド・マルトノ。音程側は紐を左右に動かすことで多回転可変抵抗を回してArduinoで読み取っている。発音側はスイッチと圧力センサで発音と音量のコントロール。MIDIで出すようになっていて、PC上のソフトウェアシンセサイザをコントロール(シンセサイザ側は、鳴らすのは一音だけで、ピッチベンドで音程をコントロールしている)。アイデアだ。

行くのが遅かったので、閉館(18時)まで見て回った。三時間くらい見たのだけど見落としたものもたくさんありそう。閉館時間頃にはだいぶ空いていた。

イベント
この記事のタイトルとURLをコピーする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント