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ハムフェア2024 反省会(個人的)

先週末(8月24・25日)に開催されたハムフェア2024にAKCの一員として出展。私の出展は一日目だけ。二日目は主に会場見学。

会場

今回の会場は有明GYM-EX

東京オリンピックで体操競技に使われた会場だそうだ。

有明GYM-EX(ジメックス)は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で使用された有明体操場の後利用として、東京都が都内中小企業振興のために整備した展示場です。

※有明GYM-EX(ジメックス)は、地名(有明)と体操競技場であった経緯(体操を示すGymnastics)と展示場であること(展示会を示すExhibition)を表現する有明展示場の愛称です。

なるほど。そういうネーミングなのね。展示場と言う割には天井照明が中心部にしかなくて、端の方のブースには照明が当たらず少々暗くて気の毒に思った。

交通手段は新橋からBRTを使った。最寄り駅は有明テニスの森。余談ながら、「有明テニスの森」って佐賀県だと長いこと思ってた…。

上の路線図はTOKYO BRTの公式サイトから引用。見ての通り、ぐるっと大回りするゆりかもめに対して、BRTだと新橋からほとんど一直線の最短距離なので早い。乗車時間は12分ほど。料金も220円と安い(ゆりかもめだと27分で390円(IC乗車券だと388円))。

乗車時間や料金ではBRTの勝ちだけど、本数と一回あたりの輸送量ならゆりかもめの勝ち。何しろBRTは普通の路線バスと同じなので(連結車両もあるようだけど、レア物。今回はまったく見かけなかった)。

では、路線バスとBRTの違いはなんだろうかと思ったら、BRTはBus Rapid Transitの略だそうで、路線バスと違って停留所が少なく、早いのが売り(の一つ)らしい。停留所が少ないというか、路線図でわかるとおり、途中は海が多いので停車できない(停車してもしょうがない)という気もするけど。

ゆりかもめが新橋ー豊洲の折返しじゃなくて、環状線だったらもっと便利だろうとBRTに乗りながら思った。

時刻表を調べているときに京成バスと表示されて混乱したが、運営が京成バスってことらしい。時刻表を調べている人には不要な情報で悩むだけなのでやめて欲しい(乗換案内情報提供各社)。

あ、それと、新橋のBRT乗り場が非常にわかりにくい。新橋から地下で行くと柱(エレベータ)の裏が入り口で、それと分かる表示が全然ない(少なくともわかりやすいところにはない)ので、だいぶ行き過ぎて戻る羽目になった。

出展者なので早めに出かけた。が、電車の遅れなどで着いたのは9時過ぎ。会場外にかなり長い列ができていた。暑いのも大変だけど、雨だったらもっと大変だっただろう(人出は鈍るかも知れないけど)。

当然、会場内もすごい人数。

去年までの東京ビッグサイトで開催されていたときには屋上のでかいアンテナ群が見ものの一つだったのだけど、今回の会場はアンテナを設置できないということで、記念局は会場からリモート運用という格好に。が、それはHFだけの話で、VUはどうするのかと思っていたら、なんと、室内アンテナ。驚いた。

なんで、VUもリモートにしなかったんだろう?そういう設備が確保できなかったのかな?

見学

特段の目的もなしにプラプラ歩いたのであまり情報は無し。今年は「純粋展示」という枠がなくなって、すべてのブースで販売ができるようになった。そのため、ジャンクを販売しているところが多かった。同軸ケーブルやパーツ類を少々購入した。

今年はパーティションの有無も選べるようになっていたが、多くのブースはパーティション有りになっていた。まぁ、それも当然だろうと思う。パーティションなしは出展料が安価に設定されていたけれど、パーティションがないだけでなく机や椅子もない。机や椅子は別料金でレンタルできることになっていたけれど、それらをレンタルするパーティションありの料金とほとんど同じになる(ちょっと安い程度)。机などは持ち込み可となっていたけど、現実的とは思えない。パーティションなしだと高さ制限も厳しく、アンテナの展示などは実施的に無理。そうした理由で、結局は皆さん、パーティション有りにした(せざるを得なかった)のかなと。

アイコムはずっと噂になっていた(噂を醸成していた)X60、こと、IC-7760の実機を初展示。本体(というのか?)は、15kg程度だそうだ。発売は来月の予定とのこと。

八重洲は何の前触れもなく(というか、完全に伏せておいて)、突如、FTX-1Fを発表。

アイコムのIC-705のようなポータブル機。後から出してきたので、当然、IC-705での不満点を色々研究しているっぽい。後ろにATUやファン、バッテリなどを、目的に応じて付け替えられる仕組みになっている。発売時期は聞きそびれた。

サイズ感はIC-705に近いみたい。


【追記】ちょっと漏れていたみたい。8月23日の投稿。

【追記ここまで】


ケンウッドはVUのモービル機のモックを展示。まだコンセプト段階というか、そんな感じ。操作性を考慮し、物理スイッチの採用にこだわっているそうだ。HF機も出さないかなぁ…。

昔の南極観測隊で使われた無線機。昭和32年9月、日本電気株式会社の銘板。もちろん、真空管だそうだ。チューニングはμ同調。

あるブースでポータブル機化されたIC-9700が目についたので写真を取らせてもらった。底にはバッテリ。

UV-K5を販売しているショップが数か所あった(気付いた範囲で)。どこも3000円だったと思う。安くはないけれど、すぐに手に入るというメリットを考えればいいかもという値付け。さすがに買わなかったが。

出展

AKCブースで出展。私の展示はいつものごとく、テーブルの上に雑然と並べただけ。

今回は、PCWI02とTTKY01は中が見えるように透明天板を付けたものを用意した。去年までは蓋をあけて中を見てもらったりしていたけど、ケースがバラバラになるので大変というかなんだかいまいち。この透明パネルはスマートで良かったと思う。ただ、TTKY01は液晶パネルと子基板(とスピーカ)で実質的に内部はほとんど見えなかった。まぁ、それでも雰囲気はなんとなく感じてもらえたのではないかと。

TTKY01については、表示部があるため、和文対応と受信デコードについての質問が割と多かった。残念ながら、そちらも非対応。

昨年はTTKY01の基板完成品の需要が高かった。早々に売り切れてしまい、残念がる方もいらした。そこで、今年はTTKY01とPCWI02の基板完成品を用意したが、ほとんど売れなかった(売れるのはキットばかり)。需要の予想は難しい(というか、無理だわ)。

1200MHzのツインデルタループアンテナは、今年も割と人気だった。復活させてよかった。こういう復活品も含めて、今年は結構な品数を用意した。

どさくさ紛れ的に、余剰パーツ類も頒布リストに加えたが、ほとんど売れなかった(まったく売れなかったものも)。もっとも、パーツ類は当日展示はしなかったし(ゴチャゴチャするから)、そもそもAKCブースにパーツを求めてくる人はいないだろうからしょうがない。こういうのは別の場でパーツ類専門的に出さないと無理なんだろう。ま、やってみなきゃわからない・やってみてわかったということで。

余談

昼食は弁当を持参。GYM-EXだからそうしたというわけではなくて、去年、弁当を持って行ったら楽だった(会場外に出なくてすむ)ので今年もそうした。会場の隅っこで食べていたらTwitterつながりの方から声をかけてもらった。

会場内にはキッチンカーが三台。昼食時間を外して行ったら空いていた。ホットコーヒーを買ったら割と美味かった。300円。QR決済ができたので、楽天のポイントで買った。

それから、二日目、行く途中で靴(スニーカ)が崩壊。底がはがれた。新橋で靴屋さんを探そうとスマートフォンで検索してみたけれど、どこも開店が11時と遅い。靴の修理屋さんも調べたら、場所柄、割と多くの修理屋さんがあることがわかったのだけど、ほとんどは平日だけ。唯一、MISTER MINITだけが週末でも営業しているとの情報。平日なら朝早くからやっているようだけど、週末は10時から。仕方ないが、助かる。小一時間、喫茶店で時間を潰してから行った。

10分前くらいに到着。当然ではあるが、店はまだ開店前。待とうと思ったのだけど、脇の扉が開いていたので、声をかけてみたらすぐにやってくれることに。ありがたい。

底の貼付けは1100円(税込み)。片側だけだと思っていたのだけど、良く見たらもう片方もはがれかけている。ということで、両方、修理してもらった(計2200円)。所要時間は20分ほど。もうだいぶ古い靴なので、そろそろ寿命だろうなと思っていたけれど、今ここで壊れるのは困る。ともかく、助かった。


別記事に書いたように、TTCW07にはLEDを入れ忘れた模様。該当の方、連絡ください。

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