JLCPCBでフレキ基板を試せるクーポンがあったので、それを使って初めてのトライ。
設計
何しろ初めてなのでわからないことだらけ。チャットで聞いてみたところ、VIAなどもOKなようで、設計自体は普通の基板と同じで大丈夫なようだ。
ということで、いつも通りKiCadで設計。
ガーバファイルの吐き出しもいつも通り。
クーポン
Flex PCBのクーポンは、自動付与されるのではなく、自分でもらいに行く必要がある。
JLCPCBのサイトにログインして、「My Coupons」を開く。
右上の方に「Get Coupons」のリンクがあるので、これをクリック。
「FPC Coupon」の「Get Coupon」ボタンをクリック。
これでFlex PCBの発注で使えるUS$15のクーポンがもらえる。Flex PCBは100x100mm・2層・5枚で$15なので、その範囲なら実質的に無料で作れることになる(送料は別)。
なお、このクーポンは取得から15日間だけ有効。なので、予めもらっておくのではなく、設計が終って発注するときにもらいに行くのが良いだろうと思う。
My Couponsを見に行って、クーポンが貰えていることを念のため確認。
発注
発注方法はガラエポ基板(FR-4)と基本的に同じ。ガーバファイルをアップロードて、素材(Base Material)に「Flex」を指定すればOK。
厚さは、最も薄い0.11mmを選択した。仕上げは金フラッシュ(ENIG)のみ。ハンダレベラはない。
これで、料金は$15。送料は、OCS NEPを選んだら$0.96だった。
支払いの際にFPC Couponを忘れずにチェック。
料金が$15でクーポンが$15なので無料になるかと思ったのだけど、最低支払が$1のようなので、値引きは$14。それに、PayPal支払いだと手数料が$0.5加算される。送料の$0.96と合わせて、支払額は$2.46。このときの為替レートで、日本円では約350円。
受取り
春節休暇の影響で、見込みよりも二日遅れで製造完了。
発送から四日ほどで受け取り。
ラベルをはがしたあとがある。なんだろう?ま、気にしないことにしておく。
6枚入っていた。
穴が中心からズレているものもある。許容範囲かな?
ペラペラ感がわかりやすいようにビデオにも撮ってみた。
JLCPCBのアカウントを持っていないなら、こちらから作成できる。新規登録者はクーポンが色々貰えるので、それも活用すると良いと思う。
この基板を使って作った話はこちら。
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