WSJT-Xの新バージョンのRC版が出てだいぶ経つのでインストールしてみた。
リリースノートによれば、2.7.0-rc3のリリースは1月1日。すでに一か月以上経っているので、安定してるのだろうと思われる。
実際、インストールしてから十日ほどになるが、特に問題なく、普通に使えている。
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起動時には、いつものRC版と同じく、期限のメッセージがポップアップするる。それによると、9月30日までだそうだ。なので、それまでに正式版か、あるいは、RC4が出るはず。今かだと半年以上ある。いつもに比べて割とゆっくりとしたペース。
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新機能については、User Guideの「1.1. New in Version 2.7」に記載されている。冒頭を引用。
WSJT-X 2.7 introduces a new program called QMAP, a new Special Operating Activity Q65 Pileup, an option to Update Hamlib at the click of a button, and a number of other enhancements and bug fixes.
QMAPとQ65 PileupはどちらもEME向けのものらしい。
それから、Hamlibの更新や逆に前に戻すのができるようになったとのこと。SettingsのRadioの中にある(左下)。
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もう一つ。LoTWファイルのダウンロードにOpenSSLが不要になったそうだ(これはリリースノートに記載されている)。これは初めてWSJT-Xをインストール人が悩まなくて済みそう。
EMEをやっているとか、Hamlibのトラブル(リグとの相性)に悩まされているとかでなければ、今の時点でインストールする必要はないかな。
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