JT65やFT8でときどきデコードできない信号に出くわすことがある。この原因の一つが、自分、もしくは、相手のPCの時計のずれ。
時計がずれている局の信号
上のウォータフォールの画像は、JT65で相手のタイミングが自分のPCの時計よりも進んでいるもの。下が過去。緑の線が「分」の境界。注目は真ん中の信号で、緑の線より下にはみ出ているので、向こうが進んでいる。「自分が遅れている」という可能性もあるけれど、他の信号はデコードできるのにこの信号だけデコードできない場合は、「向こうが進んでいる」と考えるのが自然。
JT65の場合は、遅れ気味の信号はデコードできるけど、進んでいる信号は絶対に無理なようだ。
続いては、FT8のケース。
ちょと分かりにくいけれど、上にはみ出ているようにみえる。つまりは、相手が遅れている。FT8は送信時間が短いためか、遅れにも厳しいみたい。
ちなみに、この局は途中で周波数を変更したようだ。このときには、他に信号はまったく見えなかったので、この局が移動したものだろうと思う。ちなみに、30mb。このバンドは結構飛ぶという印象だけど、いかんせん、運用局が少ない。言い換えれば穴場だったりもする。他のバンドで取れなかった局が、このバンドだとすんなりQSOできた経験が何度か。
ここまでは、相手局の時計がずれているとデコードできないという話。
自分のPCの時計はちゃんと合せておくべし
PCの時計合せに関しては、こちらの記事を参照。
Windowsの時計を正確に合せる
FT8のデコード率が悪いのは時計のズレせい FT8で、WSJT-Xのウォータフォールにたくさん信号が見えている割にデコードできているものが少ない。どうしてか考えてたどり着いたのが時計のズレ。手動で時計を合せたらたくさんデコードできた。やはり...
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