【お断り】
以下は、WSJT-X 1.8.0-rc1の場合の挙動。rc2ではシーケンスが進むことでのメッセージの上書きはない模様。したがって、適当なタイミングでTx 5にメッセージをセットしておけば、それが送出される。簡単になった。
FT8ではオートシーケンスを使うことが多い(というか、おそらくほとんどそうだと思う)。メッセージの5番目(Tx 5)は、WSJT-XのSettingsでTx Macroとしてせていしたものが選択できる(何なら、その場で入力もできる)が、これを設定しておいても、シーケンスが自動で進むときに標準のものに置き換えられてしまう。
では、FT8では自由に文章を送れないのかというと、そうでもない。オートシーケンスを使っているために文章が書換えられるのだから、オートシーケンスをやめればいい。
このように「Auto Seq」のチェックを外せば、メッセージが勝手に書き換わることはない。ここで設定したものが送信される。このメッセージの送信が終ったら、また「Auto Seq」にチェックを入れる。
一点、注意。「Auto Seq」のチェックを外すと、再びチェックした際には「Call 1st」は強制的にクリアされる(下の画像参照)。なので、必要に応じて、「Call 1st」のチェックも入れるのを忘れないように。
この方法でフリーテキストの送信ができるが、慣れないとおそらく失敗する。私は、何度もやってしまった^^; これをやると、より一層慌ただしくなってしまうが、しょうがないか。
【補足】
Tx 5以外でも自由に文章を書けるけど、Tx Macroが使えるのはTx 5だけ。
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