CG-3000からのノイズが2m FMメイン(145.00 MHz)に入る件の続き。最初の話はこちらの記事。
この対策で効果はあったのだけど、日によって(CG-3000のチューニング状態によって?)は、まだノイズが入ることがある。2mの無線機のSメータが軽く振れる程度(S1の目盛りまで行くか行かないかくらい)。スケルチを深くすればカットできる範囲だけど、かなり深くしなければならない。もうちょっとなんとかしたい。
この機会に、裏の状況をのぞいてみた。
裏面には部品は実装されていないようだ。
74HC373のパスコンについては、C34がそれだと教えてもらったので、まずは、それを確認してみた。確かにC34があり、74HC373につながっていた。ただ、シルク印刷がパターンにかぶっているので、パッと見ではパターンがあるようには見えない。ともかく、パスコンがあるには違いない。とは言え、ノイズが出ているのだから、ひょっとするとパスコンが不充分なのかも。他に思いつく対策もないし…。
ということで、パスコンを追加してみる。0.1µFの積層セラミックコンデンサを74HC373の電源ピンに追加。
ついでに、1チップマイコンの電源にも同じく追加。大きなチップの左下のC42のところ。あれ?よく見たら、これは1チップマイコンのパスコンじゃなくて、さらに下のU9のパスコンだなぁ。ラインはつながっているとは言え、距離が遠い。1チップマイコンのパスコンはC47の方だろう。
ブログを書きながら気づいたけど、もう、蓋を締めて設置したので遅い^^;
さて、結果。残念ながら効果なし。まったく変っていない(感覚値では)。1チップマイコンのパスコンの追加を失敗しているので、それをやってみるという手はあるけど、この様子だとおそらく効果は期待できない。
さて、どうしたものか…。74HC373の裏にも銅箔テープを貼れば効果がありそうな気もするけど、現実的じゃないし…。
続き
コメント
こんにちは。お久しぶりです。
以前、基板のアートワークの仕事をしていたことがあります。
対策されたICへのシールド処理で効果があり、パスコン増し増しでNGなら、
あとはパターンからの輻射くらいしか考えられません。
デジタル回路の上下に、はんだメッキした細長いGNDパターンがありますが、
アルミ板を加工して取り付けてみたくなるのは私だけでしょうか?(笑)
試しにアルミ箔を加工して取り付けてみるのもアリかもしれませんね。
基板は2層板でしょうか?CPU周辺のGNDパターンが少ない印象です。
裏面のパターンがイマイチ見えないのですが、
もしかしてGNDパターンが殆んど無いのかな?と勘ぐってしまいます(笑)
線間・層間のGNDパターンはアース強化とシールド強化です。
せめてCPU周辺のデジタル部分は4層にするべきですね。
CG-3000で画像をググってみました。
色々なバージョンの基板があるようですね。何度か改版しているようです。
シールド板のような物で覆われた画像もありましたし、
はんだメッキした細長いGNDパターンが無い基板もあるようです。
これが最新バージョンの基板かな?
余談になりますが、パターンのT分岐が多いですね。
T分岐部分はエッチングの際、オーバーエッチングになりやすく,
強度が不足し切れやすくなります。
通常ならT部分の角に三角形のパターンを入れて強化します。
(私の会社ではT分岐禁止でした)
基板は温度や湿度で収縮をします。
特に面積の大きな基板は同じ収縮率でもはじの方の変化量が大きくなり、
パターンが切れやすくなります。
今すぐパターンが切れることは無いと思いますが・・・
参考になれば。
ありがとうございます。
基板はハッキリはわかりませんが、二層っぽいです。裏をちゃんと見るにはアンテナ端子の半田を外さなきゃできさそうなので隙間からのぞいただけです。あれが限界。この裏から見た画像で、透けて見えるので内層はなさそうですね。
私も以前画像検索して、シールドボックス付きのものがあることを確認しました。初期型には付けていたのかと想像しています。
74HC373周りのパターンの上に銅箔テープを貼ってみようかとは思っていました。絶縁を考えなきゃいけませんが。
あと、やっぱり、T分岐は気になりますよね。