以前、UV-K5(8)の充電器を分解してみたというコメントを頂戴した。ちょっと引用。
充電時にRFノイズが大きい、と評判のUV-K5(8)充電器を分解してみました。AC110-240V,8.4V500mAと刻印ありますが各種安全規格マークはありませんでした。AC入力部はノイズフィルタ無いどころかFuseも無く直接ブリッジダイオードに接続されていました。入力平滑コンデンサ表示はDC400V品でしたが、スイッチングトランスは絶縁距離とれておらず、AC220V入力ではちょっと怖い感じがしました。出力は定電流動作で4.5~8.4Vまでほぼ定電流(450mA)制御されていました。LEDは8.34V付近で赤から緑に変わりました。出力短絡はラッチ停止,無負荷時消費電力は220mW、AC100Vin 8.3V440mA負荷時効率は67%との結果を得ました。これだけ割り切った設計はこれまで市場で見たことなく、驚きました。
ということで、自分でも分解してみた。
上の写真の左がUV-K5の付属品(USプラグ仕様)。右がUV-K5(8)の付属品(EUプラグ仕様)。
まず、UV-K5の方。
底に四本のネジ。色々と書かれているけど、コメントにあったように安全規格のマークは無し。日本向けのものではないのでPSEマークはないのだろうけど、それにしても一切なしというのは…。
内部はコメントで頂いたものと同じように見える。
メインと思しきチップは見事に刻印が削られている。隠したいのかアヤシイものなのか…。
続いて、UV-K5(8)についていた方。
底板の表示も内部も先程のものと同じみたい(違いはACプラグだけ)。同じっぽいのでここまで。
ついでに、BAOFENGのUV-5Rに付いていた充電器も見てみた。
こちらはACアダプタタイプ。充電スタンドにはDC供給(10V)。アダプタにもスタンドにもCEマークあり。
スタンドはネジはなく、底板ははめ込み式。
スタンドはDC供給なので内部は極めてシンプル。
ACアダプタはシールの下にネジが一本隠されていた。
内部はあちらと似たようなものと言えば似たようなものか。入力の平滑コンデンサとスイッチングトランスは離れているけど。
このスレッドに、UV-5R PlusにはUSB周りの回路が実装されていないという写真あり。
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