をのぞいてみたら、1.8.0-rc2が出ていた。
リリースノートから一部引用。
Release: WSJT-X Version 1.8.0-rc2
September 2, 2017
———————————Implementation of FT8 and its auto-sequencing feature is now more
capable and more polished. The decoder is faster and better: it now
includes signal subtraction, multi-pass decoding, and the use of
accumulated “a priori” information as a QSO progresses. Sensitivity
extends downward as far as -24 dB in some circumstances. Overlapping
signals 2 and 3 deep are frequently decoded at essentially the same
frequency. On a crowded band we sometimes see more than 30 decodes in
a single 15-second interval, over a 2 kHz window. The North American
VHF Contesting Mode has been extended to include both FT8 and MSK144
modes.
何やら、FT8はだいぶブラッシュアップが図られている様子。場合によっては-24dBまでデコードできるらしい。これは嬉しい。
ということで、早速、インストール(起動中のWSJT-Xを終了させて)。
普通に立ち上がったようなんだけど、なんか変。設定画面を見たら、なんと、Working Frequenciesが空っぽ。
「えっ!」と思って、古いバージョン(1.8.0-rc1)を再インストール。
こっちにはちゃんとある。ならば、この設定を新しいものに持っていこう。右クリックで「Save as …」を選んで適当なところに保存。この際、次のメッセージが。
※この方法でも設定できるが、もっと手軽な方法があった。最後に追記しておく。
ここで、うっかり「Yes」を押すと選択した周波数だけしか保存しないようだ。全部を保存したいので「No」をクリック。
再度、新しい方、1.8.0-rc2をインストール。
同じ画面で、今度は、「Load …」を選択して、先程保存したファイルを読み込む。
無事、周波数が設定された。
だけど、周波数のセレクトボックスが変。
枠が小さすぎて文字が切れている。
WSJT-Xを起動し直したら治った。
これで使えるようになったかな。
このトラブル、私だけだろうか?
【追記】
Twitterで周波数のリセット方法を教えていただいた(鍵付きアカウントのため、引用できません)。
早速やってみる。まず、一旦、rc1をインストール。この状態でrc2を再インストール。ここで、周波数設定が空になることを確認。
そして、「Reset」を選択。
これで、周波数設定がなされた。
わざわざ他バージョンから持ってくる必要はなかった。
なお、この後、WSJT-Xを再起動しないと、周波数のセレクトボックスが小さすぎるのは上と同様。
【追々記】
Release Noteに以下の記述が追加された。
Depending on what code revision you upgrade from, it may be necessary
to do a one-time reset of the default list of suggested operating
frequencies. Go to *File->Settings->Frequencies*, right click on
the table and select *Reset*.
確か、以前はなかったと思うが…。見落としてたのかなぁ?いずれにしても、リセットすれば良いことが明確になった。
コメント
なるほど、古い方からコピペという手もありましたか。
configurations>default>reset
でも周波数リストが復活します。
が、その他の設定もぜーんぶ飛びます(リグ制御、WSJT-Xの送信マクロ、自局コールなど)
ひさびさに来たWSJT-Xのヒドイリリースw(まぁRCですから)
さて、RC2も出たしそろそろ申請しないと。
リセットですか。究極ですね。でも、rc2がバグっているなら、リセットした状態で周波数リストが空かも。さすがに試す気になりません^^;