外観の比較に続いて、中を開けてみる。手順はこちらのビデオを参考にした。
バッテリを外してボリュームのつまみを抜き、矢印のあたりにマイナスドライバを突っ込んでこじればカバーが外れる。ネジはない。素晴らしい。
カバー側にスピーカが固定(接着?)され、リード線は基板にハンダ付けされているので、切れないように注意。
左がUV-K5、右がUV-K5(8)。(8)の方はスピーカがアップグレードされているという話を聞いたけど、見分けはつかない。
それぞれアップで。
横のスイッチ周り。スイッチを押すとGNDに落ちる仕様。
基板を外してみる。まずは、ボリュームとアンテナコネクタの止めねじを外す(指で回るほど緩かった)。
基板はダイキャストボディにビス止めされている。液晶パネルの下にもビスが隠れている。液晶パネルは二か所の爪(プラスチック)で固定されている。爪のあたりにマイナスドライバを差し込んでこじれば外れる。
基板を固定しているビスは五本。
ダイキャストボディ中央あたりの黒っぽいものは終段トランジスタの放熱用のゴム。右に見える真っ黒いものはUSBコネクタのカバー。
このUV-K5はUSB充電機能が付いていないので、部品がどれか実装されていないのではないかと思ったのだけど、UV-K5(8)と比べても違いは分からなかった。違いを見つけられなかったのか、ひょっとしたらソフトで制限しているのか?現時点では不明。
以下、色々と撮影したもの。
下の二枚は基板の表側。
外観などの比較はこちらの記事。
この記事のUV-K5、UV-K5(8)はこちらで購入したもの。
コメント
私のUV-K5はUSBでノイズが出てフル充電になりませんが充電出来てます。何かが壊れてるとかではないでしょうか?
ビデオに写ってる個体です。PDとか信号がないと出力しない充電器では無理ですが。
取説にもAボディとBボティというUSB充電に対応・非対応のモデルがあると明記されているので、故障ではないでしょう。
しかし、本体にはAだとかBだとかの記載はないようで、判別できないのが難。
でも、原因というか対処法はわかりました。記事でちょっと触れたようにハード的なものではなくてソフトによる制限みたいです。
そのあたりは次の記事で触れる予定(これから書きます)。
いつも楽しく拝見しています。 充電時にRFノイズが大きい、と評判のUV-K5(8)充電器を分解してみました。AC110-240V,8.4V500mAと刻印ありますが各種安全規格マークはありませんでした。AC入力部はノイズフィルタ無いどころかFuseも無く直接ブリッジダイオードに接続されていました。入力平滑コンデンサ表示はDC400V品でしたが、スイッチングトランスは絶縁距離とれておらず、AC220V入力ではちょっと怖い感じがしました。出力は定電流動作で4.5~8.4Vまでほぼ定電流(450mA)制御されていました。LEDは8.34V付近で赤から緑に変わりました。出力短絡はラッチ停止,無負荷時消費電力は220mW、AC100Vin 8.3V440mA負荷時効率は67%との結果を得ました。これだけ割り切った設計はこれまで市場で見たことなく、驚きました。この充電器は23年11月製でしたが他のバージョンもあるかもしれません。ご参考となれば。
※誤記の連絡を頂いたので、当該箇所を修正しました(jh4vaj)
情報ありがとうございます。私も後日分解してみようと思います。