ハムフェア2023会場で見かけて購入。ちょうど出たばかり。おまけで付箋紙が付いていた。
巻頭特別企画は、安価な測定器のSG(シグナルジェネレータ)機能に注目した記事。色々と検討した結果、「これは買わなかった」、「これを買って詳細に調べた」というもの。詳細に調べたものの一つがtinySA Ultra。ただし、記事のタイトル通り、SG機能に限っての調査。スペアナ機能については一切触れていない。
記事はいいのだけど、こういう「背景にうっすら写真」が嫌。必要な情報が見づらいだけ。しかも、別の機種の写真だし。
続いては、NanoVNA-F V2の紹介記事。装置の使い方に関しては入門編的なさらっとしたもの。それよりも、VNAとはなんぞや的な解説が充実している。
NanoVNA-F V2は3GHzまで対応、金属筐体でしっかりしており、ディスプレイが大きく見やすい。ただし、microSDに対応していない。画面キャプチャや測定データを残せないのが残念。それ以外はとても良いのだけど。
もう一つ大きな記事があって、内容はバラン。24ページの大解説記事。これは勉強になりそう。
さらに、NanoVNAやシミュレータを使ってのアンテナの設計と調整とは、今どきって感じで良い。ただ、あれだけバランの大特集をやった直後に「バランなしで作ってみる」にはさすがにのけぞる。まぁ、全然別の独立した記事だから連動しているわけではないのだけど。それでも、同じ号のしかも次の記事でこの並びは…。
他にも色々と。今号は個人的にとっても面白い。
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