QCQ企画の発表によれば、平成29年4月期の第一級アマチュア無線技士の国家試験の合格率は28%だったそうだ。
引用元: http://www.qcq.co.jp/link/stex/answ/12amastatus.pdf
前回、平成28年12月期はは37%で、それまでの傾向よりもだいぶ低かったのだが、今回はさらに下がった。Twitterなどを見ていると新問が多かったと言われており、それが低合格率という結果になったのだろう。
確かに過去問という観点では見たことのない問題が多かったが、しかし、難易度という観点から見ると極端に難しくなったわけではないというのが、問題を解いてみた感想。
平成29年4月度 第一級アマチュア無線技士の試験問題を解いてみた
日本無線協会のサイトで、試験問題と解答が公開されたのでチャレンジしてみた。 結果は、 法規: 132点 無線工学: 124点 だった。 法規は、まぁ、こんなものか。昨年12月の試験が終ってからまったく勉強していないのでかなりあやふやだったけ...
ちゃんと理解しているか、深く理解しているか、そんな感じで出題されている印象。応用力が試されるというか。出題範囲が変ったわけではないと思う。例えば、大昔の感覚で言えば論理回路なんて出題範囲に入っていなかったけど、今ではしっかり出てくる。そういう意味での新問は見当たらない。受験のための勉強ではなく、実践で身につけた知識が多い人に有利だろう。
次回、8月期の試験まで、あと約一ヶ月。受験予定の方、がんばって下さい。
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