AliExpressで面白いキットを見つけた。555で発生させた矩形波を、ノコギリ波→三角波→正弦波へと変えていくもの。
手持ち部品で作れそうだけど、何しろ安い。US$0.41、送料を入れてもUS$2以下。この値段ならユニバーサル基板やブレッドボードで作るよりもキットを買ったほうがいい。
ということで、買って組み立てた。
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これくらいは楽勝だろうと思っていたけど、10kと100kを付け間違え。外すときにパターンまで剥がれて大変。久しぶりに片面基板(非スルーホール)のハンダ付けをやったけど、両面より難しいな…。
それから、100kが一つ足りなかった。手持ちで対応。「紛争」すれば返金しててくれるだろうけど、せいぜい数セント。手続きが面倒なので割に合わない。
さて、測定。まず、供給電圧が13.8Vの場合。
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まぁ、まぁかな。ノコギリ波や三角波はサイトの説明とはだいぶ違うけど。なお、矩形波とノコギリ波はDCカップリング(と言っても、矩形波はC経由で出ているので実質ACカップリング)で、スケールは1V/div。三角波と正弦波はACカップリングで200mV/div。DCで見ると上の方でさざ波の状態。
正弦波を拡大。それっぽい。
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続いて、供給電圧5Vの場合。
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矩形波と同じ振幅の正弦波が得られたらいいのだけど、やっぱ、無理か。基本、LPFを通しているだけだし。
「ne555多路波形」で検索すると、このキットの情報やそれ以外も色々と見つかる。
【追記】別の実験
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