JT65では約50秒間送信するが、そのすべてを受信できなくても復号できる。実際、分の途中から受信を始めたり、逆に途中で(他のバンドに移ったりして)受信を止めても復号できることも経験している。
で、これを巧みに使った(?)、時分割送信とも言えるワザに遭遇した。
私とのQSOの終了で73を送ってくるタイミングで、概ね30秒ほどは私への73を送信し、途中で周波数を移して他局を呼ぶというもの。その様子を捉えたウォータフォールが下の図。
約1250Hzで送信していたものが、途中で1700Hzあたりに移動している。これをデコードしたのがこちら。
LZxxxの局が私に73を送り、途中で7Xxxxの局の呼出しを行っている。
できるだろうと想像は付くけど、実際にこんなに器用にやっているの見ると一種の感動を覚える。
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