出たときに大きな話題になっていたのは知っていたけど、なんとなく買いそびれ。周回遅れ(?)で購入。2022年1月1日、第2版。
「CQ文庫」シリーズの小さな本だけど、文字は割と大きくて読みやすい。ありがたい。
ストレート方式からスーパーヘテロダイン方式、ワンチップIC、フルディスクリートスーパー、DSPチップ機とラジオだけでも幅広い。それに加えてプリアンプや(送信用)広帯域パワーアンプなどアマチュア無線よりの製作記事もあってかなり実用的。ラジオも、短波やSSB受信まであるともっと良かったなと思う。
コラムにあったエドウィン・ハワード・アームストロングという方。この方がラジオ技術の多くの発明をしたそうだ。知らなかった。
それから、一つ誤記を見つけた。
TA2003の内部ブロック、「FM MIX」が二つある。右側のものは「AM MIX」の間違い。
それはそれとして、新しい書籍なので「今手に入る部品」で書かれているのがありがたい。昔の書籍だと、当時は当たり前のように入手できた部品も、今ではもう入手できないというものも少なくないので。
コメント