QP-7C_RP2040がせっかくコンパクトなのでお手軽な運用環境を作りたい。そこで、Androidで動くFT8CNを試してみる。これを試すことでWindows 10での挙動が不審なこと(QP-7C_RP2040がときどき固まる、スクリーンショットアプリとの相性が悪い)の切り分けにもなるはず。
FT8CNインストール
Android機は、AmazonのFire HD 8。昨年のプライムデーだったかのセールで買ったもの。旧モデルで安かった。
ダウンロード
FT8CNはGitHubで公開されている。
ここからapkファイルをダウンロード。
インストール
ダウンロードしたapkをタップしたらインストールできた(セキュリティ関連の警告は出るけど)。
初期設定
起動すると設定画面が出てきた。見ての通り、日本語対応してある。とりあえず、コールサインとグリッドだけ入力した。
コールサインの「修飾子」って「/1」とか入れるのかと思ったのだけど、「i」を開いてみたらそうではなかった。「CQ modifier」だそうで、「CQ POTA … 」のようにCQに付けるもの(この例では「POTA」)を入れるのだそうだ。この位置で「修飾子」だと混乱するので「CQ修飾子」とした方が良いのではないかと思う。もし、関係者がご覧になっていたら検討を。
動作
当初、まったく受信できなくて悩んだ。マイクが認識されていない感じ。結局、FT8CNを一旦終了させて、再度動かしたらあっさり動いてくれた。
受信画面
縦向きだとデコード画面かウォータフォールだけ。横向きにすると両方表示される(当然、それぞれは小さくなるけど)。
夜だったので、7074kHzをモニタ。昨夜、Windows 10 + WSJT-Xで受信したのと同じようなデコード状況。
受信音がモニタできないのが不満。私がやり方を知らないだけで、本当はできるのかなぁ?
トラブル
最初に言ってしまうと、Windows10 + WSJT-Xの場合と同じようなトラブル状況。
まず、しばらく放置しているとQP-7C_RP2040が固まる。ウォータフォール画面は一定の縦筋が見える。QP-7C_RP2040のタクトスイッチに反応しないのでハングアップしていると思われる。
スクリーンショットでの一瞬送信状態に入ってしまうのも同じ。ウォータフォール上はノイズに見える。
このとき、QP-7C_RP2040ではLEDが一瞬送信に切り替わる。
試しに、無線機部を外してSeeed Studio XIAO RP2040だけでスクリーンショットしてみたら、これでも同じように送信動作に入るのがわかる(LEDで判断)。下のビデオがそれ(スクリーンショットを二回やっている)。
【追記】 これは単純にスクリーンショットの動作音が流れているということだろう。Fireだと音の出力先を選べない(一つしかない)のですべての音がここに出ていく。FT8CNの送信切換えをVOXにしているからしょうがない。こっちは原因がわかったけど、Windowsの方はなんだろう?← Windowsの方も同じ話だった。規定の再生デバイスがMbed Audioに勝手に変更されてしまっていた。
とりあえず、以上。まだ、送信は試していない。
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