ロングワイヤに1:9 UNUN、接地やカウンタポイズを色々いじってみたけど、アマチュアバンドでどうにも上手いことSWRが落ちてくれない。いじるほど悪くなるというか…。
この状態でも、無線機内蔵のアンテナチューナを使えば、電波を出すことは可能。実際、南米などともつながったし(JT65で)。
それでも、SWRが3とかあるいはそれ以上というのはやはり気持ち悪い。かなりロスして熱に化けているだろうし。そんなわけで、屋外式のアンテナチューナの導入を検討。
最初は、LDGのZ-11ProIIを考えた。
Z-11ProII
http://www.ldgelectronics.com/c/252/products/1/9/1
屋内用だけど、小型だし、乾電池でも動かせるようなので、ケースに入れて外で使えばいいかなと。それに安いし。125Wまでなので、最大でも50Wでの使用なら充分かと思ったら、仕様をよく見たらPSKは30Wまでだと。やはり、連続送信は厳しいようだ。
やはり、素直に、それなりに大きい屋外用にしなきゃダメか。汎用チューナでメジャーなのはCG-3000。でも、安くはない。
ということで、同じLDGで探すと、RT-100というリモートチューナがあった。
RT-100
http://www.ldgelectronics.com/c/252/products/20/69/1
うーん、これもデジタルモードは30Wだった。
その上のモデルもある。
RT-600
http://www.ldgelectronics.com/c/252/products/20/73/1
こっちなら、SSBやCWは600W、デジタルモードでも200Wと余裕。しかし、お値段が…。
値段で探すと、MFJに手頃そうなのがあった。
MFJ-926B
http://www.mfjenterprises.com/Product.php?productid=MFJ-926B
これだと、SSB/CWが200W。デジタルモードの記載は見つからないけど、50Wなら恐らく大丈夫だろう。
ということで、海外ショップに見積もりを依頼したら、送料がUS$70を超えることが判明。そうすると、国内でCG-3000を買うのと変らなくなる…。
他にないかとか、いろいろ調べてみたけど、輸入はどうしても送料がネック。結局、CG-3000を選択するのがよさそう。実績も多いようだし、国内購入ならトラブルのときも安心だろう。
国内代理店は、エレクトロデザイン社。
http://www.edcjp.jp/CG/cg-an01.html
代理店直販で買えば、37,900円で、消費税を入れると40,932円。それに送料が1,000円。
早速注文、と思ったけど、ふと、Yahoo!ショッピングを見たらあった。値段は40,937円と端数が微妙に違うけど、ま、一緒。しかし、送料無料。これはありがたい。しかも、ポイントが付くのでその分お得だし^^
実際、ポイントが7,000くらい付いた。ありがたい。
ヤフー!ショッピング⇒ CG-3000 アンテナチューナ
楽天市場にもあった⇒ CG-3000 アンテナチューナ
安くはない買い物なので、こうしたポイントが付くところで買うとお得だと思う。
もっと言えば、不用品を色々ヤフオク!で処分した売上をYahoo!マネーに貯めていて、それで支払った。見方を変えればタダで手に入ったようなもの^^
といこうことで、早速到着。
内容物は、本体、電源ケーブル(2芯、5m)、Uボルト一式、英文マニュアル、日本語マニュアル(解説冊子?)、保証書、それと、A4の安全や使い方に関するレポート(?)。
サイズは、わかっていたけど、現物を見ると「デカイ」という印象。隣のA4の紙と比べるとよく分ける。本体がA4よりもちょっと大きくて、その上下に取付用の羽(?)がついた格好。しかし、軽い。
ということで、開封の儀。
これじゃ、開腹の儀か(笑
jh8jnfさんのお話によると、動作音がかなり大きいらしい。試しに電源だけつないでみたら、「パッコーン」って感じでリレーの音が響く。ちょうど、コイルがリバーブになっているような。でも、コイルはしっかり固められているみたいだから、筐体と基板とで響いているのかな?
実際に動作させてみる。
なるほど。こりゃ、やかましい。大昔のリレー式計算機を思い出した(笑
蓋を開けているせいもあるだろうけど、ここまで元気な音がだと蓋を閉めても相当なものだろう。道路に面した場所に取り付ける予定だけど、この騒音はちょっとなぁ…。道行く人がビックリしそう。特に夜間だとうるさいだろうなぁ。
この動作確認の際には、現用のアンテナ二本をホットとGNDとに、みの虫クリップでつないでみた(一本だと、みの虫クリップがショートすると怖いので)。そんないい加減なもので、1.8~28MHzまでマッチングが取れた。50MHzは残念ながら動作しなかった(仕様外だけど、運が良ければ使えることがあるとかいうウワサ)。
それと、これもjh8jnfさんがおっしゃっていた(正しくは、Twitter)のだけど、SWRが1.5~2位で「合ったことにされてしまう」ことがあるらしく、動作確認テストの際にも運良く(?)それが確認できた。この状態から抜けるには電源を切るしかない。一瞬切っただけではダメで、電源断から一呼吸は置く必要がある。コンデンサのチャージが抜ける時間ってことだろう。
電源を切るとメモリがクリアされて、最初からチューニングをやり直してくれる。これを考えると、手元に電源スイッチを置いておく必要があると思ったほうがよさそう。専用のコントロールボックスを買えばそれができるのだけど、安くはない。検索すると自作例がたくさん見つかる。
さて、どうするかボチボチ考えよう。
コメント