結論からいうと、犯人はESET(セキュリティソフト)。
以下、問題発覚から解決までの流れ。
経緯
きっかけはWindows Update(だと思っていた)。Webブラウザで「Ctrl+○」がおかしくなった。動作がでたらめ。同じキーでも押すたびに挙動が違う。ChromeもFirefoxも同様。EdgeはChromeと基本は同じなので、これもおかしい。ショートカットが使えなくて非常に困る。
「Caps Lock」→「Ctrl」に変更したものがおかしい
動作がおかしいのは物理キー「Caps Lock」。これをレジストリをいじって「Ctrl」にしている。このキーを使った動作がおかしい。物理キー「Ctrl」ならちゃんと動作する。
動作がおかしいのはWebブラウザだけ。他はのソフトでは「Caps Lock」の「Ctrl」でも問題ない。Firefoxの親戚のThuderbirdでもちゃんと動く。ついでに気づいたのは、Chromeなどでも「Ctrl+マウスホイール」は動く。ダメなのはキーとの組合せだけみたい。
おかしいのはChrome(Edge)、Firefoxだけ
試しに、Vivaldiをインストールしてみたところ、これは問題なく「Caps Lock」の「Ctrl」でショートカットが使える。
整理すると、Chrome(Edge)とFirefoxで、「Caps Lock」を「Ctrl」にマップしてあるものとキーによるショートカットだけが動作不良。
原因はESET
ここでふと思い出した。そういえば、ESET(セキュリティソフト)のアップデート案内も来ていて、Windowsの再起動のタイミングでアップデートされたはず。
そこで、ESETの設定変更をいくつか試してみた。その中でこれが当たりだった。
「設定」→「セキュリティツール」の「すべてのブラウザーの保護」をオフにする。
このスイッチをオフにしたらWebブラウザを再起動。そうするとChromeでもEdgeでもFirefoxでもちゃんとCtrlでのショートカットが機能するようになった。この機能、やりすぎなのかバグなのかわからないけど、ともかく、これを潰さないとWebブラウザでショートカットが使えなくて困る。
【追記】
詳細設定で、キーホード保護だけを外せばOK。詳細は下のコメントを参照。
コメント
自分もWindows Update後にこの症状が出ていろいろ調べたらこのESETが原因でした。インターネットバンキング保護の設定でキーボード保護だけをoffにすると回避できるようです。
ありがとうございます。詳細設定があったんですね。気づきませんでした。
早速、キーボード保護だけをオフにしました。
「ブラウザーの緑色のフレーム」もオフにしないと、ウィンドウ単位の画面キャプチャが上手くできませんでした。
ありがとうございます
気が付いたらFirefox/Chromeだけ効かなくなっていて困惑してしましたが、こちらで解決できました
思わぬところに罠が仕掛けられていますよね。
あぁ、こういうことでしたか・・・・と今朝、ようやくわかってスッキリしました。いろいろやってみたけど、Esetめっ!
余計なお世話過ぎますよね。裏でこっそりやられたのではわかりませんわ。
いやいやよく気づきましたねこんなの
助かりました〜
PC再セットアップして悩みました。
貴重な情報、本当に助かりました。
ChromeやEdgeで「AutoHotkey」のスクリプトが効かなくなって困っていました。
不具合が直って大変助かりました。