基板の追加発注のついでにこないだのゴロゴロ音対策を入れる(C39を追加)。
また、ポップ音に関しても少々対策を入れる。アンプICにシャットダウン端子があるので、これを活用。電源オン時はリセット信号を利用してアンプICをしばらくミュート状態にしておく。
ミュート時間をしっかり稼ぐためにリセット回路の定数を変更。
電源オフ時の放電用のダイオードもショットキーバリアに変更。しかし、これでも極短時間での電源再投入では放電が間に合わずにリセットが効かない。電源を再投入する場合は、電源オフから約1秒くらい待ってから入れないとポップ音が発生する(ミュートしない)。なお、ショットキーバリアではなくて普通のシリコンダイオードを使うと、当然ながら、リセットが効かない時間はもっと長くなる。
また、レギュレータの入力側のケミコン(C10)を大きくすると電源オフ時のポップ音が軽減する。今回は470μFにした。もっと大きい方がより効果があるのだけど、実装スペースの都合でこのサイズ。
なお、この対策はスピーカ用のICに関する話。ヘッドフォンでのポップ音はそのまま。C26を小さくすればポップ音は少し押さえられるけど、それだとカットオフ周波数が上がってしまう。
このC26が大きなことがスピーカでもポップ音が大きくなってしまった原因の一つ。ヘッドフォンアンプを兼ねさせたのだけどちょっと無理があった。ヘッドフォンもスピーカ用のアンプから取るほうが素直だったか…。切替スイッチを付けたくなかったのでしょうがない。この装置はここはこのままで。
コメント
2023年のハムフェアでTTKY01キットを購入しました。友人に依頼したので9月初めにやっと手元に届き、これから楽しみながら組み立てます。
ネットには数々の製作例や頒布がありますが、どれも基板むき出しでTTKY01のようにきちんとケースに収まっているものは見当たりません。長く使うものですのでやはりケースに収まっていると使い勝手も違ってくると思います。
さて、他の製作例ではキーボードを直接接続してPCなしでメモリへ登録したり直接送信出来たりするものも見受けます。しかしそのためにはATMEGA328ではメモリ不足ですのでMega2560を使用した製作例(中華製品にもあるようです)が必要になります。
そこで、次期製品には是非ともそのような機能を取り入れて頂くことを検討してみて下さい。
K3NG CW Keyerは非常に多くの機能が実現されているのでどれを取り入れるか取捨選択が大変ですね。
自分専用に一台だけ作るのならなんとでもできますけど、キットとして仕上げると考えるとなかなか大変です。
頂いたコメントも参考にしつつ、考えてみます。