見本誌到着。今号は超音波特集。
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超音波ってあまり縁がないように思っていたけど、記事をさっと眺めてみたら面白そう。距離センサとして農業への活用とか、洗浄に使うとか、触覚を再現するデバイスとか、いろんなものに使えるみたい。ケーキの切断(超音波ナイフ?)なんてのも。工作用の超音波カッタも以前から気になっているものの一つ。
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それから面白そうなのが、アナログレコードのカートリッジのヘッドシェル内にヘッドアンプを組み込む話。こんなのこれまでにあったんだろうか?
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そして、私の記事。先月号に続くE24系列表示のできる抵抗計の後編。
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前編では基礎編としてArduinoで抵抗を測り、測定値とE24系列でマッチするものをPC画面に表示するものを紹介した。今回はそれを受けて、高精度化し、かつ、Arduino UNOのシールドとして単体で動作する形にまとめる。
完成形はこちらの写真(この写真はトラ技記事内には未掲載)。基板は紫で作ってみた。
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左上が測定値、左下が該当するE24系列での値、右上がそのE24系列からの差分、右下が誤差。
基板のガーバファイルも公開しているので、それそのまま使って基板を製造発注できる。部品は入手性を考慮し、秋月電子で買えるものに限定している。
可変抵抗の表記が回路図ではRVに、本文ではVRになっている。校正原稿の段階での指示が上手く伝わらなかったようだ。
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