参加
先週末(2022年8月27-28日)、2022 World Wide Digi DX Contestが開催されていたので参加してみた。このコンテストは、FT8・FT4限定。詳しいルールはこちら。
参加するには、WSJT-Xをそれ用に設定するだけ(WW Digi Contestを選択)。
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QSO手順はほぼ通常通り。なお、シグナルレポートの交換はないのでQSOはあっという間。レポートの交換はないけど、GLの交換は必須なので、呼ばれたらR GLのスタイルで応答する。それだけで終了。73も送らない(送ってくる局もいたけど)。FT4で参加したので、本当にあっという間に終る。QSOの様子はキャプチャするの忘れた。
得点がGLから計算される距離で決まるとか、マルチプライヤもGL(2桁)の数とかなので、GLの交換が必須。それにしても得点の計算は難しそう。おそらく、向こうでやってくれるのだろう(入賞とかはまったく考えていないので、とりあえずQSOしておく)。
ログはWSJT-Xが自動で記録してくれる。
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ちなみに、不要のエントリは右クリックで消せる。コンテストが終ったら全部を選択して消せば空にできる(というか、それ以外に空にする方法が見当たらなかった)。
ログ提出
提出ログはCabrillo形式。これの出力もWSJT-Xでできる。
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各項目はコンテストの案内ページを参考にそれらくしく埋めて保存。
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出来上がったファイルをテキストエディタで開いてみた。
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それっぽいので大丈夫だろう。改めて思うに、FT8とFT4の区別はないみたい。FT4でしか参加しなかったけど、FT8もやればよかったかな。
ログアップロードのページから提出。
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ADDRESSなどは必須項目ではなかったので空欄のままで。
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「Submit Log」をクリックして提出完了。入賞などできるなどとはまったく思っていないけど、参加したので提出した。これをやらないと、相手局のポイントにならないだろうから。
N1MM Logger+と組み合わせて使うとリアルタイムで得点がわかるそうだ。Twitterで教えてもらった。詳しいやり方はこちらの記事。
ログ提出後
公式サイト上でスコアを確認できるとコメントで教えてもらったので見てみた。
Results → Raw Scoresを開く。
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コールサインを入力してSearch。
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全体(世界)、大陸(アジア)、国(日本)ごとにスコアと順位が表示された。
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なんと、日本の中では3位!ログチェック前の暫定スコアってことだけど、想定外でびっくり。
【追記】
最終結果に関してはこちらの記事。
コメント
こちらも近所の友人に勧められ、合間合間で参戦してみました。デジタルモード初参戦かつ直前に準備を始めたので、vajさんや友人のブログページを参考にさせて頂きました。
QRP部門だったので、なかなか交信できる局が限られてしまいますが、それでも南米のビックステーションと思われる局とレポート交換できたのが、うれしかったです。
あと、ログ提出ですが、こちらはWSJT-Xのデータをctestwinで読み込ませて、Cabrillo形式?の拡張子LOGを出力させて、ログアップロードのページでアップロードさせました。メールで送らなくて済むのとエラーがその場でわかるので、個人的にはJAのコンテストもこんな感じで出来ると良いなぁと思いました。
また、WW DIGIのHPから、Results→Raw Scoresにてコールサインを入れると集計されたスコアならびに集計段階の順位が出てくるのもびっくりしました。
情報ありがとうございます。スコアを見てみました。詳細は記事に追記しましたが、20mシングル/Low部門で日本の参加局では暫定3位とのことで驚いています。