以前頒布していた1200MHz用の2/3λヘンテナをハムフェア2022で再頒布する予定。念のため、新たに作ってみた。
エレメントは型紙に合わせて曲げ、基板にハンダ付けする。
LiteVNAで特性チェック。もちろん、同軸の先(アンテナの根本)でキャリブレーションを実施してから測定。
グラフは、黄がSWR(0.1/div)、青がレジスタンス(25Ω/div)、赤がリアクタンス(25Ω/div、縦軸中央が0Ω)。
マーカ1から4がアマチュアバンド(1260~1300MHz)、3がメインチャネル(1295MHz)。バンド内はSWR 1.5以下。1280MHz辺りが共振点(リアクタンスが0Ω)。共振点付近でのレジタンスがやや低め。短辺側を広げればレジスタンスは上がる。その分、長辺側を狭めればSWRはもっと追い込めるだろうとは思う。
まぁ、型紙通りに作るだけでこの程度の再現性があるのでいいんじゃなかろうか(自画自賛だけど)。念のため補足すると、あの型紙は2mmの銅線(スズメッキ線)を使うことを前提としたサイズを記したもの。銅線の太さを変えると全体のサイズ(ループのサイズ)も変える必要がある。
しかし、スズメッキ線の値上がりには驚いた。去年の二倍以上する。金属の値上がりの影響が如実に現れている。
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