「kicad 6 ネットリスト出力」の検索キーワードで当ブログにたどり着く方がいらっしゃるようなので、簡単に。
KiCad 5.xまではEeschemaで回路図を描いてネットリストを出力し、Pcbnewでそのネットリストを読み込んで基板に反映していた。そのため、Eeschemaのメニューバーに「NET」というアイコンがあり、これをクリックすればネットリスト生成のウィンドウが開いていた。
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ところが、KiCad 6では色々と刷新されて、回路図エディタのメニューバーにネットリストのアイコンが見当たらない。
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KiCad 6ではネットリストを生成することなく、PCBエディタで回路図エディタからの情報を直接読み込めるようになったため。回路図を変更する度にいちいちネットリストを作るような手間はなくなった。とても楽。
では、KiCad 6ではネットリストを出力できなくなったのかというとそんなことはない。「ファイル」→「エクスポート」→「ネットリスト…」で以前と同様なウィンドウが出てくる(細かいこと言えば、タブの表記がPcbnewからKiCadに変っているなどあるが)。
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この機能をしょっちゅう使うようであれば、「設定」でホットキーを割り当てておくと良いかもしれない(デフォルトでは未割当て)。
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