バナナプラグのバリエーション（？）

バナバプラグってこういう形状だと思っていた。

左はAmazonだったかAliExpressだったかで買ったテスタ用リードのプラグ。右はマル信のMK-621-0。端子の途中が膨らんでバネ状になっている。

ところが、秋月で買ったテスタリードTL-07のプラグは全然違っていた。

元々はカバーがついているのだけど、ジャックがMK-626-0なのでカバーを切り落とした。柔らかいプラスチックなのでカッタで簡単に切れた。見ての通り、まったく違う形状。先端を拡大して撮影したものがこれ。

途中がバネではなくて、全体に十字の切れ目が入っていてバネになっている。それだけなら良いのだけど、これがちょっと細め。MK-626-0は仕様書によればバネの最も太い部分は5mm（ただし、「初期値」とある）。ノギスで実測したところ、4.3mmくらい。一方、この十字切れ目のタイプは4.1mmくらい。ジャックがMK-626-0なら問題ないけど、穴が大きめのバナナジャック（造りがいい加減？）だと、スカスカ。十字の隙間に細いマイナスドライバを突っ込んでちょっと広げてやった。