部品の足を切っていて思った。
「これって、アンテナにしたら何メガ?」
寸法を測ってみると、27mm位。この長さが半波長になる周波数を計算してみると、5556MHz。5600MHz帯のアマチュアバンド用のアンテナになりそう。
ということで、真ん中で切って、コネクタにハンダ付け。仕上がり寸法は28mm位。周波数では5357MHzが計算値。コネクタにちょん付しただけのインチキ臭いものだけど、まぁ、ともかくLiteVNAで測ってみよう。
スイープ範囲は5~6.3GHzで(6.3GHzがLiteVNAの上限)。画面をmicroSDカードに記録できるので便利。
残念ながらグチャグチャ。黄がSWR、青がレジスタンス、赤がリアクタンス、緑がスミスチャート。リアクタンスが0Ωの周波数は5.9GHz位。
ふと、コネクタを指で摘んでみたら、なんだかそれっぽいん感じに。
つまみ方で値は変化するけど、リアクタンスが0Ωになるのは5150MHz位で、SWRの最良点は5250MHz位。人体アースが効いたってこと?ダイポールとしてではなくて、接地型アンテナとして動作しているのかな?
ちなみに、波長短縮率を97%だとすると、計算上は5200MHz位になるのでピッタリ。数字の遊びかもしれないけど。
ま、アンテナが作れても、無線機を持っていないのでどうしようもないが。
ドローンでこの辺の周波数を扱っているなら、アンテナのマッチングを見たくなるだろうな。
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