特集はパワエレ関係。その中の一つとしてコンデンサの特性についての記事があった。
コンデンサの種類によるパスコンとしての動作の違い。14Vで0Aから5Aに一気に上げたときの過渡応答を、アルミ電解コンデンサ、ハイブリッドコンデンサ、セラミックコンデンサ、フィルムコンデンサで実測したもの。興味深い。組み合せたときのものも見てみたかった気も。
ここからは特集とは別の話題。
連載の「直流バイアス付きコンデンサ容量計」。
セラミックコンデンサは直流バイアスによって容量が大きく変化する。いくつかのコンデンサで実測したものを紹介してくれている。これはとても面白い。この容量計、キット化して頒布してくれないかなぁ。基板だけでも。
続いて、RFコーナ。
「基板モジュールでは改造が必要だった」とあるけど、もっとはっきり言えばバグ。二年くらい前にこのブログにも書いた。
結局、私は返金してもらったけど、まだバグ入りのまま売られているのね。記事の著者さんがどこで買ったのかは知らないけど(Amazonのリンクが紹介されているのでそこかな)。
S-A-A-2の紹介。実デバイスを測定してS11とS21の測定データを取得し、それをQucsStudioでシミュレーションに活用する話が書かれているんのだけど、その詳しい手順の説明がないのが残念。「できるのはわかったけど、どうやるの?」って感じ。それから、S-A-A-2は3GHzまでってことになっているけど、まともなLoad標準は4GHzくらいまで使えるらしい。
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