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FT4でのQSOで、相手からRR73が返ってきたあとに73が送られるはずなのだけど、なぜか頭に戻って呼び出しになってしまう。
結論から言うと、F/Hモードの設定が原因だった。
経緯みたいなのを書いていくとこんな感じ。
FT4に設定する前にFT8でF/Hモードで使っていた。FT4に変えるときにF/Hモードは外したつもりだったのだけど、外れていなかった。外したつもりだったのでチェックが後回しになり、これに気づくまでに色々とやった。
Auto Seqを外して手動でメッセージ(73)を指定してもダメ、相手局のRR73のメッセージをダブルクリックしてもダメ、WSJT-Xを起動し直してもダメ、Windowsを再起動してもダメ、WSJT-Xをバージョンアップ(2.4.0 → 2.5.0-rc6)にしてもダメ。八方塞がりであちこち見直してたらF/Hモード(Hound)になっていることに気づいたという次第。
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F/HモードはFT8専用なので、FT4でF/Hモードに設定すると警告が出る。
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しかし、今回の私のような逆の手順、つまり、FT8でF/Hモードで運用していた状態でFT4に変更した場合にはこの警告も出ないので気づかない。ちょっとした罠かも。
さらに、FT4でF/Hモードを設定したときに出る上の警告も、表示だけで設定はされているというのも罠。警告が出るので設定しようとしたのが無効なのと思いきや、設定された上で警告が出るので、この後で手動でF/Hモードを外さなきゃいけない。
ということで、Special operating activityのチェックを外したらFT4で正常にシーケンスが進んでくれた。
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ところで、思いがけずWSJT-X 2.5.0-rc6をインストールしたのだけど、期限が9月30日とのこと。もうそろそろ次のrcか、それとも、GA(正式版)が出そう。
【追記】
2.5.0正式版がリリースされた。
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