前の記事で、jh8jnfさんからアンテナのインピーダンスが気になる、と言ったコメントがあった。
Gawantもどき - 完成へ、そしてカウンタポイズの効果
紆余曲折あったが、最終的には、コイルの一次二次のGNDを接続しフロートバランを入れる形でまとめる。最終的な回路はこんな感じ。 少々複雑になったけど、構成要素は左(無線機側)から次の三つ。 SWR検出回路 フロートバラン Gawantマッチン...
ということで、Gawantもどきの実験で使用中のCBロッドアンテナ単体をSARK100で測定してみた。3MHzから30MHzまで、100kHzステップでスキャンした様子。
測定結果はこうではあるが、ここまで極端な値のものがどの程度信用できるのかはわからない…。
【追記】
下の方はあまりにもあてにならないので、少しはそれらしい測定値の10MHz以上に限定して測定してみた。上限とステップは同じく30MHz、100kHz。
コメント
すばやいですね!
低い方の周波数、多分Xの測定結果はギャップがあって、ギャップから下側ではRが大きくなっていて検出不可だったのかも、と思っています。
それから前エントリーでの巻き線比の件、6.x程度でしたら1:40ほど=2kΩの出力インピーダンスですね。
まず7MHz近傍でRが1.5k、これの他に-j200ほどのリアクタンス(他のリアンクタンスの山と揃えた)があるとしたら
1500+200^2/1500=1500+400/15=1570Ω程度ですのでマッチングは取れそうです。
14MHzで目分量ですがR=300, X=-j250とすると
R=300+250^2/300 =300+750/6=425となってしまうのですが浮遊容量の話などもあると思うのでうまいこと動いているのかもしれません。
数値のおおよそのレンジがわかってもやもやが消えましたw
おっしゃるとおりで、低い方はXが0が続いていてまともな測定値ではないと思います。そこで、10MHz以上で測定し直しました。記事本文に追記しておきました。