一旦終了したつもりのGawantもどきの実験、タイミングよく(?)、発注していた110cmのロッドアンテナが届いた。
上がこれまで使っていたCB用ロッドアンテナ(149cm、センタローディング)で、下が今回届いた110cmのロッドアンテナ。実測で、BNCコネクタを含まずに110cm。長さが短いが、それだけではなく、重量も随分違う。計ってみたら、CB用の方が100gで、100cmの方は40gだった。CB用の方はゴツくて取り付けるのが不安だったが、こちらは軽くて安心。
では、こちらの110cmロッドアンテナを付けて測定。カウンタポイズはなし。
ローバンド側。
ハイバンド側。
なかなかいい感じ。
ついでに、ロッドアンテナ単体で広帯域スキャン。3~30MHzまで、100kHzステップで。
27MHz付近でSWRが5くらいまで下がっている。なんだろう?
この際だから、長いものでも測ってみる。カウンタポイズの実験で使ったヘッドフォン(ケーブル長360cm)。
測定時は、もちろん、ケーブルを伸ばした。こちらもカウンタポイズはなし。
ローバンド側。
ハイバンド側。
全体的にはい良いのだけど、24MHzでどうにもSWRが落ちない。調べてみると23.5MHzや26.5MHzでは落ちるが、その間の25MHz前後が落ちてくれない。
エレメント長によって苦手な周波数があるようだ。とは言え、なんでもアンテナに使えて面白い。
ヘッドフォン単体での広帯域スキャン。
Gawantもどきのマッチングボックスと組み合せた状態ででSWRが落ちてくれなかった25MHz付近、ケーブル単体ではR分が上昇していることが分かる。
調子に乗って受信用に軒下に張っている(貼り付けている)ワイヤで試してみる。長さは不明だけど10m以上はあるはず。
ローバンド側。
ハイバンド側。
このワイヤでは、ハイバンド側での14MHzが良くなく、また、28MHzが苦手なようだ。
以上、手近ないろんなものでGawantもどきを試してみた。
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