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概要・特徴
300Ω、5Wの抵抗を6本並べた何の変哲もない50Ωのダミーロード。5W*6で定格では30Wだけど、いっぱいいっぱいで使うのは怖いので、20W位が目安。一番の特徴はBNCコネクタであること。BNCのものが欲しかったので。QPM-01に直結できる。
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QPM-01が少し浮くけど…。QPM-01のゴム足をちょっと大きめのものにすればいいかな。
最初は極普通にユニバーサル基板で作ってみた。
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しかし、抵抗が6本しかないため、グニャグニャする。そこで、ステーを入れて補強したところ、かなりガッチリした。見た目もだいぶ良くなったし。基板製造はELECROW。
特性
FA-VA5(BNC直結)で測った特性。
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200MHzでVSWRは1.10なので、2mまでは使えそう。430MHzではさすがに無理。
抵抗を追加発注したら少し色が違うのが来たので、念のため、そちらでも組んでみた。
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特性はほぼ同じ(バラツキの範囲だと思う。そもそも抵抗の誤差が5%だし)。
ついでに、ユニバーサル基板で作った試作品の特性。
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これはあまり良くない。150MHzでSWRが1.2位。こんなにも違うとは思わなかった。びっくり。
話を戻して、基板を使って作ったもの。UHF変換コネクタを使用した場合の特性。FA-VA5への接続のためにUHF-J – BNC-P変換も必要なので、それを含めた測定値になるが。
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変換コネクタによるリアクタンス分が相殺方向に働くようで、BNC直結よりも良い結果となった。とはいえ、使用可能範囲はどのみち144MHz帯までだけど。
発熱
20W位で6分の連続送信(WSJT-XのTUNE、ウオッチドッグタイマが6分)では特段の異常は見られなかったので、その程度は大丈夫だろうと思う。とはいえ、当然のことながら、ものすごく熱くなる。抵抗表面よりもBNCコネクタの根本の方が熱く、赤外線温度計で140℃位。もし、30W送信で使ったら、ハンダが溶けるかも。
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参考
第一電波工業のDL50Aも同じ変換コネクタを使って改めて測ってみた(以前測定してあまり良くないことはわかっているのだけど)。
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他の方が測定した結果を見てもあまり良くない感じ。
【余談】
こんな単純なものでも、一度は失敗する…。
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コネクタが入らない、コネクタの固定ナットが微妙に抵抗に干渉する。もったいないけど、結局作り直した。
頒布します。
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