とある機械をバラそうとして、内蔵のリチウムイオン電池に傷を付けてしまったようで、一瞬、閃光が見えたと思ったら白い煙が…。すぐに発火。と言っても傷が小さかったためか、炎は数cm程度。
臭いもすごい。何というか、変な芳香剤みたい。かなり強烈。吸い込みたくはないけど臭ってくる。
このままではまずいので、とにかく電池を引っ張り出して、手近にあった新聞で包んだ。水はヤバいかもしれない(化学反応を起こす・促進する可能性)と頭をよぎったので、ともかく空気(酸素)を遮断しようと。
幸い、それで鎮火してくれた。が、まだ熱い。このまま新聞に包んでいるとそれはそれでまずそうなので、缶に移した。
炎が出ているときは、さすがに写真を撮っている余裕はなかった。
一旦落ち着いたところで、「どうしたらいいか」とTwitterに投稿。
夜中にも関わらず、たくさんのアドバイスを頂けた。ありがとうございます。
ざっと拾ってまとめておく。
- 水を張ったバケツに入れて屋外へ
- 水は「大量」がポイント(リチウムは水と反応するけど、少量なので水の方が勝つ)
- 臭いも封じの目的も
- 丸一日以上は漬けたまま(「復活」してしまう可能性があるので)
- 使った水は「有毒」
- 水ではなく、砂でも良い
- 塩水が良いという話もいくつか
- 絶縁テープを巻いて金属の缶へ
- やはり水は避けた方がいい
- 缶は密封しない
- ガスは可燃性なのでできれば屋外に
- 充分に時間が経ってから(絶縁テープで巻いて)電気店の回収BOXへ
- 通常の粉末消火器では消火できない
- 水消火器が配備されている(リチウムイオンバッテリを扱っているメーカー勤務の方)
バッテリが燃えたってのは話としてはちょくちょく目にするけど、いざ、実際に目の前で起きると本当に怖い。改めて調べてみると、安全に使うためとか、ゴミ収集で事故が起きないように(多くは自治体)という情報はたくさん見つかるけど、もし発火したらどうすればよいかという話はなかなか見つからなかった。以下、参考になりそうなサイトをいくつか。
sites.google.com
3 Users
5 Pockets
UAS測量調査協議会
コメント