ロングワイヤアンテナを仮設。
ワイヤの長さは9m。1:9のUNUN経由で同軸ケーブルに接続。
210cmの園芸用支柱(竹製、100円ショップで調達)を二本継ぎ足して庭の木にくくりつけ。一番高いところでも5mを切るくらいじゃないかな?それを二本立ててワイヤを橋渡し。二本の距離は3m強。そこからは下におろしてUNUNに接続。
NanoVNA-H4で測定。給電点で見られるので理想的な測定(のはず)。ケーブルの先でキャリブレーションを行ったけれど変換コネクタを入れたのでその分は狂ってしまう。まぁ、HFだからほぼわからない範囲だろう。
スイープ範囲は1~60MHz。マーカは、1~4がぞれぞれ7、10、14、18MHz(付近)。ついでに、真ん中がほぼ30MHzで、右から一つ目の目盛りが約50MHz。
うーん、なんか厳しいのでカウンタポイズを付けてみる。9mのワイヤをつないで地面に這わせた。カウンタポイズも9mなのは意図的ではなくて、手元にあったものを測ったらたまたま9mだったため。
こんなものかなぁ…。
試しに、UNUNを1:4のものに変えてみる。
まずは、カウンタポイズなし。
カウンタポイズ付き。
UNUN外して直結したら7MHzでちょうど良さそう(Xがほぼ0Ωで共振しており、Rが17ΩなのでUNUNを外せば、17*4=68Ω)。まぁ左右が9mのダイポールみたいなものなんだから当たり前といえば当たり前。張り方はひどい状態だけど。
RFチョークを通して無線機へ。
このあと無線機側のATUでSWRを落とす。住宅に囲まれている上に地上高もないこんないいかげんなアンテナでも普通にQSOできた(40m FT8、国内、15分程で5局)。
使用したATUはこちら。
まだ短時間しかテストしていないこともあり、DXはQSOには至っていないけどオーストラリアまで飛んでいるのは確認できた(20m FT8)。
【追記】北米西海岸にも飛んでくれたことを確認(30m FT8)。
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