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JTMSやQRA64などのデジタルモードを追加申請

7n3tckさんのツィートで、JT65やRTTYなどだけではなく、様々なデジタルモードがあることを知った。

ということで、気になったモードを追加すべく変更申請を行う。

まず、これまでに免許を受けているモードはこちら。

CW, RTTY, PSK, アナログSSTV, デジタルSSTV, FSK441, JT44, JT65, JT6M, JT9, WSPR, MT63, FreeDV。

今回追加するモードがこちら。

JT9 Fast, OLIVIA, Feld HELL, QRA64, MSK144, JTMS, パケット, 高速パケット

かなりてんこ盛り。

パケットと高速パケットは懐かしい。以前、TNC-22やG3RUHモデムを使っていた。V.29のモデムも基板配布サービスがあったので分けてもらって作ったなぁ。TNC-22が1200bps、V.29が4800bps、G3RUHが9600bpsだった記憶。これらはすでに手放したが、今ではPCを使ったソフトウェアTNCで実現できるようだ。

ソフトウェアモデム AGWPEとは
http://www.onechipdesign.com/hamstir_st/agwpe_setup_st.html

AGWPE+TCPIPでWindowsでお気軽IP通信on HAM RADIO
http://maaberu.fan.coocan.jp/agwpe.htm

各モードの諸元については、下記サイトを参考にさせてもらった。

JT9E~JT9HのFastモード
http://ji3csh.air-nifty.com/blog/2017/01/jt9ejt9hfast-d7.htm…

MSK144, QRA64のモード追加を申請
http://ji3csh.air-nifty.com/blog/2017/01/msk144-qra64-05.htm…

JTMS/MSK144 諸元
http://www.zcr.jp/b/?date=20160121

デジタルモード変更申請 その後4(OLIVIA, Feld HELL)
http://blog.livedoor.jp/k320918/archives/52097998.html

文字・画像通信 免許申請 | JH3ECA
http://jh3eca.huu.cc/MojiGazouMENKYO.html

デジタルモードで運用する為には変更申請が必要 | jr1bas
http://www.st.rim.or.jp/~jr1bas/Henko_sinsei.html

変更申請 の回想録
https://mzex.wordpress.com/2008/02/20/%E5%A4%89%E6%9B%B4%E7%…

JQ2TYK 申請書類
http://www.geocities.jp/jq2tyk/licence.htm

これらのサイトを参考に、付属装置諸元表を作った。諸元表は、この一連の最終記事で。

デジタルモードを追加した免許状が届いた
これの続き。 大変賑やかな局面になった。ついに、一枚に収まりきらずに、二枚になった。 これでカバーしたモードは以下。 CW, RTTY, PSK, アナログSSTV, デジタルSSTV, FSK441, JT44, JT65, JT6M, ...

では、電子申請。今回は、送信機の増設等はない。追加で必要になる電波の型式を入れていく。

Feld HELLは500H A1Bになるようだ。1.9MHzには「その他」の選択肢がなく、この追加ができないので断念。

備考欄に、今回追加になるものをまとめておいた。全角文字でないと通らない(書けるけど、次のステップに進んだ際に消される)ようで、非常に間抜け…。

先にすすめると、あら、エラー。

高速パケットのために入力した30K0 F1Dが弾かれる。

無線設備規則別表第二号第54の規定に基づくアマチュア局の無線設備の占有周波数帯幅の許容値
http://www.tele.soumu.go.jp/horei/reiki_honbun/a72ab05031.ht…

これのF1Dの注釈に次のようにあった。

注2 28MHzから29.7MHzまで、50MHzから54MHzまで又は144MHzから146MHzまでの周波数の電波を使用する場合の占有周波数帯幅の許容値は、占有周波数帯幅の許容値の項に規定する値にかかわらず、40kHz以下とする。
注3 430MHzから440MHzまでの周波数の電波を使用する場合の占有周波数帯幅の許容値は、占有周波数帯幅の許容値の項に規定する値にかかわらず、30kHz以下とする。

なるほど。30K0はすでにその範囲に入っているようだ。「平成二十七年一月五日から施行」とあるので、参考にしたサイトの情報はそれ以前なのかな。

ということで、30K0 F1Dは削った(3VAに含まれる)。

申請終了。

さて、すんなり免許されるか?

コメント

  1. JH8JNF/2 より:

    いっぱいきましたねw

    さて、500H A1Bですが、この記載は占有帯域幅が500Hzということですから、1.9MHzでは、まず免許にならないはずです(ご存じの通り3MAのバンドでは帯域幅200Hzまでですので)。

    • jh4vaj より:

      あ、そうですね。「その他」の選択肢がないことの方に目を奪われました^^;

      実は、WSJT-Xの1.7.0にISCATというモードが有ることに気がついているのですが、これを申請したという例が見つからなかったので、見送りました。

  2. 宮原 義雄 より:

    方式 42FSK
    通信速度 21.5/43.1bps
    副搬送波周波数 1000Hz
    周波数偏移幅      905/1809Hz
    符号構成 WSJT ISCAT-A/ISCAT-B
    電波型式 F1D
    備考 1.9MHz帯では使用しない。
    ISCATの諸元です。 
    ついでにECHOも
    方式 SSB/可聴シングルトーンの繰り返し
    トーン周波数 1500Hz以下を中心にランダムに微小量シフト
    送信時間等 2秒送出、2.5秒待機の繰り返し。
    電波型式 N0N
    備考   50MHz帯以上の周波数帯で使用。
    ECHOに関しては、電波型式が決まらなかったため、総通、JARL,YDDで
    協議の結果N0Nになりました。おかげで、免許が下りるのに約半年かかりました。
    尚、奥武蔵アマチュア無線クラブのHPの中の、デジタル通信の2ページ目から、
    諸元がD/Lできます。参考まで。

    • jh4vaj より:

      情報ありがとうございます。
      少し教えていただきたいのですが、YDDとは何でしょうか?
      それと、「奥武蔵アマチュア無線クラブのHP」を見つけることができませんでした。URLをお教えいただけませんか?
      よろしくお願いします。