基板のDRCを走らせると、「コートヤードのオーバーラップ」が大量に報告されて鬱陶しい。
これは、フットプリントで定義されている「コートヤード」が干渉しているという警告。コートーヤードとは部品の占有面積みたいなものか?
例えば、ケミコンをこういうふうに近づけて配置するとこのエラーが出る。
周りの細い白い四角がコートヤード。確かに重なっている。でも、実際には部品はぶつからないので、配置可能。この「コートヤード」を守って配置するとかなりスカスカな基板になる(もしくは、部品が乗り切らない)。わかってやっているので、この警告は出してくれなくていい。
その設定は「基板セットアップ」の中。
「デザインルール」の中にある「オーバーラップしたコートヤードを禁止」のチェックを外せばOK(上はすでに外した状態)。
コメント
最近ちょっと思うところがありまして。Kicadをはじめてみました。初めて見るといろんな壁にぶつかりました。まさかのイヤホンジャックのEdge.Cut層にあったゴミのようなライン(自分用ライブラリにコピーして、その線を削除ww)。
さて、コートヤード層の定義ですが、部品のクリアランスなのかなと思っています。
このラインの引き方は部品外形線+αで引けばいいのかな?なんて思っております。0.5mmくらいがいいのか。これは部品のフットライブラリを作成する際に効いてきそうな
ものなので、一応コートヤードを守って部品配置しています。いまのところは激混みな基板を設計しておりませんが、チュートリアルを終わり、1個目の本番基板(のつもりです)。本番とは、製造データ(層やドリルなど)をつくって基板作っちゃおうという意気込みのものでして。
ということで失礼いたしました。
おっしゃるとおりです。私は結構部品を詰めてしまうのでコートヤードでいちいちエラーにされるのが邪魔なのです。