以前、セラミックコンデンサを測った。
今回はフィルムコンデンサを測ってみる。オーディオ帯域で使うつもりで入手したものなので、低い周波数で。と言っても、NanoVNAの下限が50kHzなので、その辺りで。
測定
測定には自作のアダプタを使用。
NanoVNA L/C測定アダプタ他NanoVNAで使用できるLやCを測定するアダプタと簡易キャリブレーションキットです
測定対象は、0.1μF(= 100nF)のポリプロピレンコンデンサ。
周波数 | 測定値 |
---|---|
50kHz | 102nF |
100kHz | 101nF |
500kHz | 104nF |
ま、こんなものかな。それにしても画面が汚い。ちゃんと拭けばよかった…。
DE-5000での測定結果と比較
比較として、DE-5000で測定。コンデンサは同じ個体(当然)。もちろん、事前にキャリブレーションを行った。
周波数 | 測定値 |
---|---|
1kHz | 103.75nF |
100kHz | 101.38nF |
DE-5000は測定上限周波数が100kHzなのでここまで。これより低い周波数はいくつかのポイントで測定できるけど、100kHzの下は10kHzなのでNanoVNAと比較できないため省略。どのみち、このあたりの値からはそんなには違わない。
ということで、100kHzでの測定値を比べると、ほぼ同じ。ちゃんと測れているようで安心した。
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