先日、iPhone/iPadアプリのログソフト「HamMemo」をインストールし、これにログを取った。
iTunesストア⇒ https://itunes.apple.com/jp/app/hammemo/id923985915?mt=8
マニュアル⇒ http://hammemo.shack.jp/
このアプリ、Turbo HAMLOGに読み込める形でデータを吐き出せるようなので、試しにやってみる。
まずは、HamMemo側の操作。データはDropboxに吐き出せるようだ。なので、SettingでDropboxを有効化する。
Export Logs to Dropboxを選択。
吐き出すCSVの形式を問われるので、turbo HAMLOGを選択。
これで、HamMemoからデータを取り出せたはず。念のため、Dropboxの中を確認しておく。
場所は、Dropboxの中の「アプリ\HamMemo\export」になるようだ。ファイルの存在が確認できた。
続いては、Turbo HAMLOG側での作業。
注意:この先、しばらくは失敗の記録なのでそのつもりで。
「オプション→データの保守→データのインポート」とたどる。
「CSVファイルから」をチェックし、「開く」。
先程、HamMemoから吐き出したCSVファイルを選択する。
ちょっと気になるメッセージだけど、「はい」。
データ取り込み完了。なぜか、Turbo HAMLOG自体が終了するらしい。
非常に気になるが、「はい」。
これで、Turbo HAMLOGが終了したので、再度、起動。
ガーン。元のデータがなくなっている。新規に取り込んだものだけになってしまった。
まぁ、こういうの時のためにデータをバックアップしている。
では、データのリストアをやってみよう。
バックアップデータは圧縮してあったはずなので、「圧縮バックアップを解凍する」を選択する。余談ながら「解凍」という表現は嫌い。圧縮の反対なんだから伸長といえばいいのに。
ま、そんな余談はともかく、「開く」を押す。
バックアップファイルを選択する。日付の新しい方でよかろう。
これで、元データが復活。ようやく振り出しに戻った。
改めて、HamMemoからのデータをインポートする。
ここの「QSOデータに上書き」が失敗の原因だろう。ということで、そのチェックを外す。
これで上手く行ったはず。しかし、どうしても、Turbo HAMLOGは終了してしまうようだ。
再度起動。
無事、元データが消えずに、追加された。
図らずも、バックアップからの復元も経験することとなった。
コメント
こんばんは。
データーのインポート後は必ず自動で終了するので再起動が必要です。
たぶんインデックスファイル等の作成処理が必要なのかも。
それとインポート時は今回の様な注意が必要です。
新しいデータを追加したい時には「日付時間等が同じデータを除く」のみにレ点を付ける。
「データに上書き」に付けると新規データのみになり元のデータは消えます。
HELPも見て下さい。
http://hamlog.no.coocan.jp/html/HID00079.html
今回の事も詳しく書かれています。
コメントありがとうございます。つい、ヘルプを見ないでやろうとしてしまいまして…。
例えば、WindowsでフォルダAに1.txt, 2.txt, 3.txt, 4.txt, 5.txtとあったとし、また別のフォルダBに4.txt, 5.txt, 6.txt, 7.txt, 8.txtとあった場合、フォルダAにフォルダBのファイルをまとめて「上書き」すると、フォルダAの中身は1.txt, 2.txt, 3.txt, 4.txt, 5.txt, 6.txt, 7.txt, 8.txtになります。同じファイル名のものは上書きされ、フォルダAになかったものは追加されます。そういうつもりで「QSOデータに上書き」しました。ですので元の中身がクリアされてびっくりです。
とはいえ、使い方の練習のつもりでやってみたので、びっくりしただけでバックアップがあるので慌てはしませんでした。経験値として蓄積できました。
TurboHAMLOGは練習が必要ですね。
フォルダ内のファイル1.txt, 2.txt, 3.txtとかと1ケのファイルだけに(この場合 Hamlog のQSOデータが入っているのは Hamlog.hdb )上書きとは異なるかと思います。
ましてやWindowsと言うOSでの処理と固有のソフトの Hamlog
とでは。
バックアップを取っておいて良かったですね。これは意識して取っておいたのかな。
実は Hamlog では無意識に、強制的にバックアップを取っています。
色々なユーザーの方が今回の様なインポート処理でQSOデータを無くしてしまいその都度HAMLOG相談室で話題になりましたので。
どのタイミングでどこにかはHELPを探してみて下さい。
私の例がかえって混乱を招いたでしょうか?すみません。「上書き」という言葉からは、現在のデータに新しいデータを取り込む場合、重複するデータは「上書き」され、そうでないものはそのまま残る、という動作を期待しました。
TurboHAMLOGという固有のソフトにおける概念がなかなか掴みにくいです。
バックアップはもちろん意識的にやっております。データがなくなってはどうしようもないですから。これについてもかなり格闘したので、備忘録として別記事にまとめています。
Turbo HAMLOGのデータバックアップ
https://www.jh4vaj.com/archives/1844
また、もし、仮にTurboHAMLOGでのバックアップがなかった(上手く行っていなかった)としても、手元のPCは毎日HDD全体をバックアップしているので(正しくは、30日ごとに全体、それ以外は日々の差分)そちらからデータを復元できます。
TurboHAMLOGに限らず、一般的な話として、もし、多くの人が同じような失敗をおかしてしまうのであれば、それはそのソフトにそのような操作を誘導してしまう要因が内在していると考えるのが自然かと思います。
こんにちは。
私はこの様な動作は「マージ」と言う処理を想像しますが。
例としてはふさわしく無いかも知れませんが「メモ帳」等のエディター類は
「上書き」と言えば旧が新に全て入れ替わります。
私としては「上書き」と言えばこの様な動作を想像します。
事前に(失敗した後でもかな)HELPを読み、そのソフトの固有の処理かも知れない事を
理解した上で使う事も必要かも。
余りに適切でない機能やコマンドの表現は別としても。
私もお粗末なソフトを幾つも作成・公開している身としては注意したいご意見です。
ちなみに今回の「インポート」に関してはどのような表現であれば間違いをおこさないであろうと思われますか?
おっしゃるとおり、期待するのはマージです。なぜならば、元々が「インポート」ということだからです。ですので、「上書き」は「同じデータがあった場合には」だろうと思ったわけです。
これに関しては、このくらいでやめておきます。それよりも、後半の「どうすれば間違いを誘引しないか」の方にフォーカスしましょう。
例えば、
◯既存データとマージ ◯既存データを消去して取込み
のように、二択のラジオボタン(もしくはメニュー選択)のようにすれば間違いは起きにくいと思います。いかがでしょうか?
また、実際に取込みを行うときにポップアップウィンドウで「データを上書きしてよろしいですか?」と問われますが、「同じデータがあった場合には」と誤解している状態では上書きされるのが正しいと思っていますから、せっかくの警告が効果がありません。ここでも、既存データを消去する場合は「元データは消去されます。よろしいですか?」のような感じの方が注意を促せると思います。
TurboHAMLOGは機能は素晴らしいのですが、ユーザインタフェースがわかりにくく損しているように思えます。
後半部分のご意見、分かり易いですね。
Hamlog相談室で提案して見ます。
お役に立てるなら、一利用者として嬉しいです。