タイトル通り、LCRによる共振回路の特性を見てみる。直列にしようか、並列にしようか迷ったけど、この際、両方やってみる。
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定数は、いずれも以下の通り。
L: 約33nH
C: 27pF
R: 50Ω
直列共振
【計算値】
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計算はこちらのツールで⇒ LCR直列共振周波数 と Q値 計算
【実測結果】
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並列共振
【計算値】
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計算はこちらのツールで⇒ LCR並列共振周波数 と Q値 計算
【実測結果】
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まとめなど
基本、教科書どおりの結果。当り前。
直列と並列とで共振周波数が違っている。パーツのばらつきもあるだろうけど、実装による影響が大きいのではないかと思う。
並列共振で共振時の|Z|が50Ωから離れている(約57Ω)。理想デバイスであれば、(Rなしの)LC並列共振回路の共振時の|Z|は無限大だけど、実際のデバイスではそんなことにはならないので、その影響でこういう結果になるのだろう。実装による影響もあるだろうし。
並列共振の方がVSWRのカーブがきつい(帯域が狭い)。これは、計算値のQが高いことからもわかる。
NanoVNAを使った実験の際、アンテナの代りに使えそう。アンテナだと周りなどの影響を受けやすいため何をやっているかわからなくなるが、こちらだと安定しているので扱いやすい。
【追記】
450MHz位(460MHz強)のものも作ってみた。下記記事の一部。
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