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白トカゲ版NanoVNAのファームウェアを0.6.0に上げてみる

NanoVNASaverの動作チェックの目的のため、白トカゲ版のNanoVNAのファームウェアは0.2.3にしておいたのだけど、バージョンアップしてみることにした。以前、バージョンを上げると特性が改善したという経験があるので。

インストール

インストールするバージョンは、0.6.0。シールド付き黒版に入れたものと同じ。手順なども同じ。

NanoVNA ファームウェア 0.6.0をインストール
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結果

比較のため、0.2.3のものも再掲する。

TX: 開放、RX: 終端

  • 0.2.3

  • 0.6.0

S21の300MHz、900MHz(ハーモニクスの切替ポイント)での飛び出しが気になるが、そこを除けば改善している。S11の1,000MHzより上の暴れが少なくなっているし、S21も1,000MHzより上が-40dB位だったのが-50dB位と、10dBほど良くなっている。

  • (参考)0.6.0 黒シールド板付き

なんと、白トカゲ版(改)の方がいい感じ。

TX: 終端、RX: 終端

  • 0.2.3

  • 0.6.0

こちらでも非常に良くなっていることが確認できる。これならアマチュアバンドの1,200MHz帯でも実用になるんじゃないだろうか?ただし、1,500MHz付近ではちょっとよくない(0.2.3よりは遥かにいいが)。

  • (参考)0.6.0 黒シールド板付き

こちらも同じく白トカゲ版(改)の方が(1,500MHz付近を除いて)良い。

結論

R13にコンデンサをパラに入れて、ファームウェアを0.6.0にすると、特性がものすごく良くなる。

ファームウェア0.6.0で、R13の改造前後の比較はこちらの記事で。

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測定器
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