WSJT-X 2.1.0の正式版がリリースされたことを、別記事へのコメントで教えていただいた。そろそろ出るんじゃないかと気にしてちょくちょく見ていて、昨夜もチェックしたんだけど、そのときはまだ出ていなかったので、おそらくリリースされてまだ一日経っていないはず。
リリースノートはこちら(公式ページにはリンクがないみたい…)。
2.1.0-rc7からの仕様の変更はないようだ。つまり、FT4の仕様はrc7のもので確定(rc5以前のものとは互換性なし)、FT8も8GFSKに変更で確定(2.0.1のFT8と互換性あり)。
ということで、早速、公式サイトからダウンロード。
インストール。
新しいバージョンなので、お約束の警告が出てくる。「詳細情報」をクリックする。
「実行」が出てくるので、これをクリック。
この先は、インストーラの指示に従って進める。
インストール完了。早速、WSJT-X 2.1.0を起動。
普通に立ち上がり、普通に使える。rc版にはあった「Windows 64bit版で、起動の度にマイクレベルが100%に強制リセットされてしまう」の問題は解消している。当然か。しかし、この問題が解消したことで非常に快適になった。また、送信時にPwrスライダを動かしたときの反映の妙な遅れも解消している。
ところで、新機能の説明に、
Low-sidelobe option for waterfall and spectrum display
とあり、気になって設定で当該項目を探してみたけれど、見つけられず。どこにあるんだろう?
【追記】
上の「Low-sidelobe option~」に付いては、SettingsのAdvenceの中にあるとコメントで教えていただいた。
なるほど、確かにそこにあった。
右側、中程。最初から「Low sidelobe」になっていた。文字が切れている気がするが…。
なんで見つけられなかったかとちょっと言い訳すると、ウォータフォールの設定なのでウォータフォールウィンドウの方だろうと勝手に思い込んでいたため。
左上の「Controls」にチェックを入れて、設定項目を表示させてみたけど、それらしいものがないなぁ、と。本体側(?)の設定項目内の方だったというオチ。
それはそれとして、この操作の流れの中で、バグに遭遇。ウォータフォールウィンドウのControlsのチェックを操作すると、本体側のSettingsが空白表示になってしまう。
WSJT-Xを立ち上げ直せば直る。と言うか、立ち上げ直さないと直らないと言うか…。
【追々記】
上記のSettingsが空白表示になる問題は、ウォータフォールウィンドウのControlsのチェックの操作とは無関係のようだ。Settingsを何度か開いたり閉じたりしているうちに空白になってしまうことを確認した。これまで運用中にSettingsを開いて内容を確認することを割とちょくちょくやっていたので、この問題は非常に不便…。早々に、2.1.1を出してくれないかなぁ。
コメント
正式リリースを機に変更届を出しておきました。
今日は14MHzのFT4が賑やかです。
Low-sidelobe option for waterfall and spectrum display
はAdvancedのWaterfall spectraじゃないですか?
2.0.1には無かった項目です。
ありがとうございます。そっちですか。ウォータフォールのControlsの方をいくら見てもわからないわけです^^;
記事に追記しておきます。
画面真っ白のバグ、こちらでも再現しました。実害は無いですが。
「Low sidelobe」は設定でFont Sizeを小さくすると全部出てきます。
サイズを7にすると「Low sidelobes」まで出てきます。
テキストウインドウのサイズ指定が甘いのか?
老眼の人がコード書いてたら起きてないでしょう。私なんかFont Size 12で使っています。(+_+)
Settingsが空白になるのは、ウォータフォールのControlsのスイッチとは無関係のようですね。Settingsを何度か開いたり閉じたりしていると、そのうち空白表示になってしまうようです。
Windowsのプログラミングはよく知らないのですが、フォントの指定との絡みでしょうね。おそらく、開発元ではちゃんと表示されているのだろうと思います。私はMeiryo UIを使っていますが、こんなフォントを海外の方が使っているとは思えないので、考慮されていないのだろうと思います。
しかし、この空白表示は困ったものです。いちいち再起動は面倒ですし、それまでの情報がそこで消えてしまうのも残念です。